ああ、推理小説作家の吉村達也さんがお亡くなりになられたのですね。


わたし高校生の頃たっちゃん(と敢えて呼ばせてください)の本を


貪り読んでいて、「速書きたっちゃん」の異名を持つほどものすごいスピードで


刊行される本を、当時 短時間で7~8割読破(と言わせてください)したことを


とても嬉しく思っていたのでした。


100冊?200冊?でしたっけ、もう忘れてしまいましたが、


とにかく出てくる出てくる、7~8割といってもたいそうな数でした。


今も続けられていたのでしょうか、当時、たっちゃんと直接コミュニケーションが


取れるホームページが本当に心休まる空間で、わたしも2回ほど


投稿した文章にコメントを付けて頂きました。


わたし、名前が少し珍しいので、そのことについて小説の登場人物に付けたくなるような、と


おっしゃってくださったり、ホームページに掲載されたファンのみなさんの


声が本当に素敵でそのことをお伝えしたらゆっくり休んでいってくださいと


書いてくださったり。。


おそらく今ほどインターネットの操作などが簡単ではない中で、


小説を書く傍ら、ご自身で懸命にサイトの管理をされていらっしゃったことが印象的です。


付けて頂いたコメントのページは、プリントアウトして大切に持っていました。


ファンの方を本当に大事にされていて、聡明で穏やかで、推理小説・ホラー小説が


作品ですけれども登場人物の心理描写の中にたっちゃん自身のそういった


お人柄が表れているようなところも、魅力の一つでした。


朝比奈耕作シリーズ、氷室想介シリーズ、、


そう。名前が素敵なんですよね~主人公の。


今、懐かしくなってチラッと公式サイトを見ましたが、ファンの方との交流を


続けられていたようでした。


「吉村達也検定」なるものの上位者にプレゼントを発送しました、など。


さすがです。感服します。


学生時代、どこか周囲と馴染めず、というより自分と馴染めなかった自分が、


たっちゃんの優しさや人柄に触れて、今ここにいるということを感じました。


ありがとうございました。


お疲れさまでした。


でもきっと終わりではなく、肉体がこの世界にいなくっても、


作品や言葉、行動などでこれからも人々に癒しや感動を与え続けていくのだと思います。


お悔やみ申し上げます。


作品、また読みます!