今日、出社したら 一冊の本がデスクに置いてありました。
社長が貸してくれた本だとすぐにわかりました。
今まで時代小説などを借りることは何度かあったのですが、
今回は自己啓発の類。
永守重信さんがお書きになった、『情熱・熱意・執念の経営』という本です。
わたしは、会社のトップと同じ本が読めるというのは、
非常に有難いことだと思います。
何故なら、大事にしている理念や価値観が垣間見れるからです。
規模の大きい会社だとこういうことはなかなか難しいとは思うのですが、
近しい距離で動く人が何を考えているのかを知る機会が増えることというのは
多くの人にとって歓迎すべきことではないでしょうか。
今日実は仕事の合間に読んだのですが、
(わかりやすくてすぐに読めました)
置いてあった本には何ページかに付箋がしてあって、
もしかしたら意図的なものでわたしの足りない部分を喚起されている可能性も
あるなとは思ったのですが、でも、いずれにしても
特に気になる部分・社長の関心事が少しわかりました。
さて。本でなくても言動からでも何でもよいのですが、
相手の価値観が垣間見れた際に大切と考えていることがあります。
それは、相手を判断する材料に使うのではなく、
相手への自分の言動を決定する材料にすべきだということです。
幸いにも付箋は共感できる部分にばかり貼ってあったのですが、
仮にそうでなかったとしても、
「えーこんなことしろっていうの?!そんなこと言う人なの?!」とか、
「こんな考えがあるんだ…。賛成できないな。」とか考えてしまうのは
得策でないと思います。
だって自分と違う人間なんだもん、違う考えで当たり前でしょって思う。
もちろん、自分と似た考えの人が周りにたくさんいた方が
居心地は良いと思います。
自分を否定される機会だって少ないし、
おのずと正当化されて気持ち良いでしょう。
でも、100%同じ考えの人はいません。当然に。
どこかしらで