このブログとのご縁に感謝します🐞✨🌈



今回は、人工肛門をとったあとの排便障害のことを解説されていた、医師で東大大学院客員研究員の柳澤綾子先生の記事をシェアしたいと思います😃❣️



今年の2月に、わたしは、娘の結婚式と、コミュニティのオフ会に参加という、大きなイベントが2つありまして、一番気を付けていたことは、排便コントロール💩🚽でした‼️



わたしは2020年7月に直腸がん(ステージⅢb)の手術をして、4ヶ月間、大腸を休ませるために、人工肛門(ストーマ)になりました。そして、2020年12月のあたまに、人工肛門閉鎖術をうけました。



一番大変だと感じたことは、やはり、人工肛門を閉鎖した後の、排便💩の回数がやたら多かったこと。



入院中に、トイレ🚽💩に行ったばかりなのに、またトイレ🚽💩で、最初は全然慣れなくて、

「これか〜排便の回数がやたら多くなるって」と思いました。



退院後の1ヶ月間が、一番回数が多く、1日に50回近くトイレ🚽💩に行っていまして、トイレ🚽が友だち状態でした。



お尻がヒリヒリしてしまい、先生から出してもらっていた軟膏をよくぬっていました‼️



今現在は、便秘薬を飲みたがら、排便コントロールをしています。

便秘薬を飲むと翌日、1時間に10回ほど連続トイレ🚽💩になりますが、便秘薬を飲まないと、丸2日間でないこともあります。



わたしは、出かける予定に合わせて、便秘薬を使って、コントロールしています😃❣️



今回見つけた記事👀には、排便障害のことで、タレントでミュージシャンの桑野信義さんが、取り上げられていました😃



桑野さんは、2021年2月に大腸がんの手術をおこない、人工肛門(ストーマ)をつけ、同年5月に、人工肛門閉鎖術。



桑野さんも、人工肛門を閉じてからの後遺症で、排便障害になってしまい、トイレ🚽ラッシュに襲われる、、、とブログに投稿していたそうです‼️



また、桑野さんの別の日のブログでは、手術当時、人工肛門の自分が恥ずかしかったそうですが、社会には、老若男女のオストメイト(人工肛門や人工膀胱を増設した人)がいるのを知り、「恥ずかしいと思っていた自分がすごく恥ずかしい」と思ったそうです。



さらに、別の日のブログでは、

「排便障害のため、オムツをつけていることも、今では、ちっとも恥ずかしくない」

「同じ障害を持つ人たちの役に立てばということ。

少しでも自信を保って欲しいので、隠さずこれから発信していきます」と、がんサバイバーにむけてのメッセージを送ったそうです。



🌱ここから、柳澤綾子先生の解説🌱


桑野さんは、大腸がん手術にあたり、あらかじめ抗がん剤で小さくしてから、切除したそうです。



いったん人工肛門をつくって様子を見て、問題がなかったので、もう1回、傷をつなぎ直しました。



術後、腸管の縫合不全や多臓器の損傷などがないとわかってから、残っている腸管どうしをつなぐ方法は、よくとられるそうです。



後遺症については、千差万別ですが、桑野さんのがんは、ステージⅢb、リンパ節転移があるというかなり進行した状態でみつかり、手術も15時間に及んだということで、怪しい組織を細かく取ったのだと思います。そのため、周囲の神経も一緒に切れている可能性があります。



直腸は、便💩を固形にまとめ、貯めて出すという仕事をしていますが、それを司る神経が機能しないと、便💩が自覚もなくチョロチョロとで続けたり、何かの拍子に漏れたりします。



これが、排便障害です。



括約筋が衰えている程度であれば、再び使うことで半年くらいで元に戻るということもありますが、

桑野さんの場合、4年近く排便障害が続いているので、この後も付き合っていくことになると思われます。



それならば、人工肛門を残すという人もいます。どちらの方がQOL(生活の質)が高いか、個人の価値観による選択ということです。



意図せず便が漏れるのを嫌がり、なるべく食べない、飲まないようにする人もいますが、脱水になる可能性があり、やはり、オムツ(紙パンツ)が現実的なんだそう。



桑野さんのように、オムツ(紙パンツ)を履き、その上にパッドをつけて、さらに小さい布を敷くという形が一般的です。



少し漏れただけなら、布を替える。少し量が多かったなら、パッドを替えるという方法が、経済的、時間的なコスト節約になり、持ち運びにも便利だそう。



オストメイト患者会や、バックアップ組織は多いのですが、ストーマを外して後遺症に苦しむ方が話し合える場が少ない。ですから、桑野さんが排便障害について、啓蒙活動をすることは、多くの人の励みになるでしょう。



と締めくくっていました😃❣️



やはり、このような障害を持った方も多くいるということ。周りの理解がなかなか難しいですが、桑野さんのように、投稿してくださることで、たくさんの方々が勇気をもらえていると思いました。



わたしも、遠出の外出時には、紙パンツにパッドをあてて行きます😃とても安心ですので❣️



そして、持ち物には、必ずこのセットを持っていきます😃(赤ちゃんのオムツセットのようですが)


替えの紙パンツ、パッド、お尻拭き、使い捨て手袋

匂わないビニール袋、ジッパー付き袋、ティッシュ



それから、女性の消化器がんサバイバーのSNSコミュニティ「💙ピアリングブルー💙」にも、入っています😃❣️



そこでは、女性では、なかなか語りにくい排便障害のことでも、

旅行に行けた❣️とか、

飛行機に乗れた❣️とか、

みなさんの投稿に、勇気をもらえています😃❣️









また、排便障害を持っている方々は、災害時になると災害弱者となります‼️

日頃から、家には、災害用トイレセットや、トイレットペーパー、紙パンツ、パッド、お尻拭き、匂わないビニール袋など、多めにストックしています

😃❣️



まだ50代ですので、体力も筋力もありますが、高齢になって、衰えてきてしまって、

QOL(生活の質)が問われる状態になったときには、人工肛門を再度つけるかどうかも、視野に入れながらの生活になるかもしれないと思いました。




今日も読んでくださり、ありがとうございました

🐞✨🍀