こんにちは、そらのこくばんです。
こずえちゃんのキャンパスライフ、始まりましたー
そして始まってからすでに2週間+α…
ぼくもママもこずえちゃんを見守るのが精一杯で、
なかなか投稿できずにおりました
こずえちゃんの通う福祉型カレッジは、隣の隣の隣の町くらい離れているので、
駅まではママが送迎し、電車とバスにのって通います。
学園は社会生活の学びの場ではありますが、
あくまで大人の障害者の方の事業所のため、
電車やバスの定期券を購入する際は、学生扱いとはならず、
通勤のための料金が適応されます
電車に関しては、重い障害をお持ちの方は、割引が適応されますが、
知的には中・軽度判定の領域のこずえちゃんは割引はありません。
そこでママはこずえちゃんには割引率の良い6か月定期を購入。
慣れるまで付き添いをするママは、一先ず1か月分を購入しました
バスに関しては、その都度療育手帳を提示することで、
半額になる福祉サービスが受けられますので、
その都度料金を支払うことに決めました
加えて自転車にのれないこずえちゃんは、駅まではママの車での送迎が必要です
しばらくはママも一緒に電車にのって、たくさんのことを教えなくてはならないので、駅近の🅿を月ぎめにすべきか、コイン🅿にすべきか…
なかなかの出費に、支援学校のスクールバスのありがたさが身に染みるママでした
こずえちゃんは、小さいころから何度も電車に乗っているし、
学園での実習の際も、ママといっしょに、
行き帰りで10日間くらいは電車に乗る練習をしていたので、
もう大体のイメージはつかめているはずと思うのはこちらの世界のお話。
なかなかママの前を先にいこうとはせず、先にしても自信がないのか、
ママの方を確かめるように、不安そうな不機嫌そうな顔つきでいるので…
「もしかして、全然わからない?」とママが聞くと、どうやら正解らしいのです
あ~やっぱりまだ難しいのか
そこでママは、言葉の説明より文字の方が記憶しやすいこずえちゃんのために、
マニュアルを書くことにしました。
・乗車する電車の正式名称と色や形の特徴
・隣の隣の隣の町の駅の先にある行先方面となる主な町の名称と
帰りに降りる駅の先にある、行先方面となる主な町の名称
そして中学校でもらった地図を広げて、路線がとおっている町の確認
・改札の通り方
・電光掲示板の見方
・駅構内の図
・エレベーターの乗り方(待つ位置、ボタンの特徴と意味、他に乗る人へのマナー
・ホームで待つ位置 👈万が一のてんかん発作に備えて、ホームの真ん中でまてるよう、目印の場所を決定。
・電車に乗った時の注意点 👈特に、リュックは背負わず、座ったときはひざの上、立って乗るときは前抱っこにし、他の人にぶつからないように説明。携帯電話は通話はNG,マナーモードに。
・電車が遅れたときに連絡方法 👈こずえちゃんは遅刻は絶対にしたくない主義なので、パニック防止の意味もこめて、電車が遅れても遅刻ではなく、自力通所の練習なので慌てず、騒がず、落着いて!いいきかせ。
・降りるときはリュックは背負わず、前抱っこでササっとおりてからゆっくり背負う
・降りた駅の構内図とエレベーターの位置 👈バランス感覚の良くないこずえちゃん、階段やエスカレーターはかなり怖い苦手な設備
・そして駅の改札からバス亭までの道順 👈通るお店の看板の写真をとりつつ、一つ一つ店名を確認。
実に普通の人たちは、たくさんの物事を認識し、
いとも簡単に行動していることに、気付くことなくすごしているのだと、
感心してしまう、ぼくとママでした
ここで、ママも知らなかった驚きの事実
あるとき、時間がズレての到着で、向かい側からの群衆の流れに、まったく動けなくなったこずえちゃん…
普通、歩行者は右側通行で、学校のろうかも右側通行だったはずですが、
駅の中はなぜか皆さん左側を歩っているような…
便利なネットで検索すると、なんと駅構内は刀を左側にさしていた時代のなごりで、刀がぶつかってけんかにならぬよう、左側を通るのが慣習とか
新しいことはすべてが難しく、せっかく覚えたルール変更はこずえちゃんにとってはハードルが高く、悪戦苦闘の毎日です
こうして待ち合わせ場所のバス停につくまでに、数々の困難を乗り越えなくてはいけないこずえちゃん
着いたころはほぼほぼイライラMAXの状態
ダダダダーと走っては、ぶつぶつ独り言をいって、辺りをうろうろ行ったり来たり。
ぼくもママもこころ穏やかではない新生活の日々。
投稿できずにおりましたこと、ご理解いただけますと幸いです