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占有者には②
次に、占有者の対応の仕方です。
まず、交渉をするにあたり、自分は裁判所がバックしてくれているので、
「強い立場である」と身を引き締めて自覚してください。
次に、
交渉は、いきなり内容証明を出したりしないで、
まずは電話や手紙を書き、そのあと訪問するのがベターです。
交渉で大切なのは相手とラポールを取ることです。
でも、優しくすると底を見られたりすることもあります。
毅然とした態度で臨んでください。
具体的な交渉には、下記をまず示すことです。
①、引越してもらう(本当はしなければならない時期をこちらから伝えるのですが)、時期を決めます。
明け渡しの期日のことです。
②、引越料と支払額を決める。
この際、相手の言い分で絶対に聞けないことは毅然と拒否をする。
③、条件が決まったら文書にする。・「領収書」、「放棄書兼廃棄依頼書」の作成。
相手も競売に出さねばならぬ過酷な状況があります。
明け渡し日など、できるだけ気配りできたら貴女は素晴らしい。でも、呑まれてはダメ!
