はい
今日は宝塚歌劇星組公演「スカーレット・ピンパーネル」を鑑賞しましたよ~。
11時公演
B席 ¥3,500
感想書きますけど、宝塚歌劇繋がりの方もこのブログにはご訪問いただいておりますので、ちょっと突っ込んだ感想を書きます。
あしからず
この作品の初演は1997年のブロードウェイ上演で、原作は小説の「紅はこべ」。でも、ストーリー的には原作とかなり違うらしいです。
日本ではフランク・ワイルドホーン氏作曲のブロードウェイミュージカルを元に小池修一郎大先生が潤色・演出を担当した2008年星組公演が宝塚歌劇での初演となります。次に2010年に月組で再演されてます。
私、2008年の初演も2010年の再演も観劇してるんですよね~。初演/再演共に宝塚トップスターの中では歌を得意としたトップさんが公演されていて、お二人の歌は好きだったので観劇してます。とにかくほんっと歌が凄かった・・・・。
なので、今回再々演すると聞き正直、歌は大丈夫なのか??って思ったとこでございますw
宝塚歌劇の名作の中で「エリザベート」という作品もとても人気があって、この作品もトップスターの歌唱力がめっちゃ必要になってくるんですけど・・・・けっこ~歌えないトップでもこの作品は上演してたりしますwwwエコー使ったり・・・色々したらそれなりの歌になるんですよね・・・w(せこい)。でも、今回改めてスカピンを観て思ったことは、宝塚の名作の中で一番トップの歌唱力がいるのはこの作品じゃ~ないかと。小細工ができないんですよ、この作品の楽曲。
いや・・・
本当に難しい!どの楽曲も大変難しい。その分上手に歌われるとほんっと~~~~に感動する作品になるんです。
で、今回はこの公演が新生星組トップコンビのお披露目公演となったわけで、お披露目公演で再再演までするって・・・・歌えるんでしょうね??・・・・って思ったわけですけど・・・・やっぱり難しそうだったな~・・・・。
この作品の何が面白いって・・・・
皆さん「ベルサイユのばら」知ってますよね??フランス革命の!オスカルとかアンドレとかマリーアントワネットとか出てくるやつ。
この「ベルサイユのばら」で描かれているフランス革命後のフランスをイギリス側の目線で描いた作品がこのスカーレットピンパーネルになるんです。
フランス貴族とイギリス貴族の違いが鮮明に描かれていたり同じ歴史背景を色々な角度から見れるのがこの作品の面白みでもあります。
宝塚歌劇観てると世界史に詳しくなれるのは有難いです。
やっぱりこの作品のメッセージって現代人の心にすっと馴染やすいんですよね。
この作品の主題歌「ひとかけらの勇気」。やっぱりいい曲。
そして、「夫婦の会話は家でしろ」って・・・・とっても名台詞だと思うw2008年の初演の時にも思ったけど、今回もそう思った。
新生星組・・・・なんかね・・・トップさんが昭和の香りしていいよwww
宝塚歌劇の名作「スカーレット・ピンパーネル」やっぱり私の押し作品です
2017.3.20 もっち