朝早く、冬はまだ暗くて
寒いうちから順番取りのために
病院の前で列を作って・・・
〝この人たち、何時起き?〟
ようやく病院に入って
待合室のベンチに座ると
続々と人が増える
しかもそのほとんどは
高齢者。
そりゃそんだけ生きてたら
どっか悪くなるやろ。
家電だって10年もすりゃ
壊れるよ?
治してどうするんだろ?
〝まだ  生きるんだ・・・?〟
大量の薬を飲んで
〝治ると思ってるんだ〟

          〝で?〟

たぶん仕事してないよね?
生産性のない余生を
送ってるよね?
・・・
病院って
ものすごい額の保険料が
ダダ流れてるのを実感する。
ダダ・・・
ただただ
ダダ流れ。

切迫した国のサイフから
年金ももらってる上に
手厚く命を繋いでもらってる?

そういう私も
すぐ
そうなるんだろうな…

ひと回りほど
年下の知り合いに
言われた言葉を思い出す

長生きしてどうするんですか?

う~ん・・・
ど、お、し、よ、お・・・。

病院に来るとホント
考えちゃうよね。
考えさせられちゃうよね…。

命は大事にしなきゃと思うけど
大事にしすぎるのもどうなんだ?って。
何でもそうだけど
順番って必要だよね?
宝物にも順番あるじゃん?
コレクションにも好きな順って
あるじゃん?
命にも順番あっていいんじゃないの?

あとね、オワリもあっていいと思うのよ。

つまり
これはあくまでも
私の個人的な意見だけど

人の一生は70くらいで
強制終了していんじゃね?
60過ぎたら若い時ほど
働けないし子作りもほぼ不可能。
とりあえず50まで頑張ったご褒美に
10年あげるからさ
病気してなくても
元気でも70でゴール!
もうオワリ!
あ、60過ぎたら病院での順番は
最後!
受診は若い順!!

職場でも家庭ても
〝あ~・・・うぜェ〟って思う
年配者がいても 70って
ゴールが見えてたら
あと どれくらいで
それから解放されるか
わかるじゃん。そしたら
優しくなれるような気もするんだけど…

どうだろね?

病院に行くと・・・
しみじみ思うんだよね・・・。