こんにちは
ギター講師の中村弘一です

今日は引き続きトライアドについてお話します

トライアドとはコードの一番の基本形で
三和音すなわち3種類の音が含まれているコード(和音)の事です

普段、使われているコードは三度積みと言って
構成音が三度ずつ離れています
例えば、Cと言うコードの構成音は
ドミソです

ドからミまでは三度離れています
ミからソまでも三度離れています
これを三度積みと言います

普段はあまり使いませんが
四度積みと言うのもありますが
基本的に皆さんが使うコードは全て三度積みです

よく使うトライアドは主に6種類です
Major Triad
minor Triad
Diminished Triad
augmented Triad
suspended 4th
suspended 2ndです

構成音を解説する際に実音で
解説した方が分かり易いと思いますので
Cを例にします

C Major Triad(長三和音)
コードの一番の基本形で
通常 省略してC(シー)と呼ばれます
コードトーン(構成音)は
ドP1    ミM3    ソP5

C minor Triad(短三和音)
通常 省略してCmまたはCー(シーマイナー)と呼ばれます
コードトーンは
ドP1   ミb m3   ソP5

C Diminished Triad(減三和音)
通常 省略してCdimまたはCo(シーディミニッシュ)と呼ばれます
コードトーンは
ドP1   ミb m3   ソb b5

C augmented Triad(増三和音)
通常 省略してCaugまたはC+(シーオーグメント)と呼ばれます
コードトーンは
ドP1   ミM3   ソ# #5

C suspended 4th
通常 省略してCsus4またはC4(シーサスフォー)と呼ばれます
コードトーンは
ドP1 ファP4 ソP5

C suspended 2nd
元々はC25とかCadd9 omit3とか呼ばれていたコードです
通常 省略してCsus2(シーサストゥー)と呼ばれます
この呼び方は新しい呼び方で年配の方の中には馴染みの薄い方もいらっしゃいます
コードトーンは
ドP1 レM2 ソP5です

今後はこれらのコードの押さえ方や
役割についての解説を進めて行きます
次回の更新は1/27(日)を予定しております

お待ち下さい

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