術後8ヶ月 入院 | 脊髄腫瘍〜胸髄髄内腫瘍の記録〜

脊髄腫瘍〜胸髄髄内腫瘍の記録〜

胸髄髄内腫瘍。2015年秋に腫瘍摘出。T1 上衣腫、C3〜T9 腫瘍に伴う脊髄空洞。胸から下の不全麻痺。歩行障害、痺れ、筋肉の突っ張り、疼痛などの後遺症と日々共生中。決して元には戻らない脚に一喜一憂する、そんな私の記録をブログに残しています。

術後8ヶ月。
痺れ、筋肉の突っ張り、疼痛。
限界を超え
ステロイドを使うことになり入院。
リハビリ先の地元の病院です。

痺れや突っ張りは、
波はあるけど単調な痛み。
でも疼痛って
痛みが生きているみたいに痛い。

私の場合
足の親指と人差し指の間に
ナイフが常に刺さっていて
ギコギコ裂かれている感じ。

足首に常に刺さっているナイフは、
くるぶしから膝まで行ったり来たり
裂いている感じ。

これが一日中続く。
夜、眠いけど痛さで眠れない。
ナイフが刺さったところを
寝ぼけながら何度もマッサージ。


術後から痛みでほとんど眠れない生活。
それが8ヶ月間。
ボーッとしながら痛む足をさすり

このまま海に飛び込んだら
痛みから解放されるのかな...。

そんなふうに考えるようになっていた。

なぜ海かというと
実家の目の前が海だからだと思います。

死にたいとは思ってなくて
痛みから解放されたいってただそれだけ。
でも海に飛び込むってことは
結果的に死ぬってことだよね。

痛みは正常な思考能力を奪う。

こんな気持ちになってしまうことを
誰にも言えず。。。
家族にも先生にも言えなかった。

そんなとき先生から
入院しようって言われました。

家族のことは気になったけど
精神的にかなり辛かった私。
すぐに入院の手続きをした。

デカドロンとロピオンを使い
痛みを抑える。
2日目にはめっちゃ脚があがり
痛さも和らぎましたが、
4日目はまた元通りになってしまいました。

師長さんから
私が痛みを我慢しすぎていたから
本来効くはずの強いステロイドも
効かなかったのかなって。

術後の後遺症って痛くて当たり前だから
我慢して当然とずっと思っていた。

もっと早い段階で痛みを我慢せず
先生に伝えれば良かったなぁと後悔。

それでも入院中はゆっくり休めたし
家事しなくていいし
リフレッシュできましたクローバー

このステロイド治療。
長い期間でみると痛みが和らいだ気がする。

その後、4ヶ月して痛みが急激に酷くなり
ステロイドを使い落ち着く...を
繰り返しながら現在に至ります。

落ち着くと言っても
痛みレベルが1〜2落ちるだけですが
それでも大分違います。


私が精神的に辛いとき
タイミング良く入院を提案してくれた先生。
私のピンチを救ってくれた命の恩人です照れ

命の恩人になってること
先生は知らないけどね