箕面山 | 神さまは海 空 地球 青が好き!

箕面山

<春  箕面山>

箕面山へ行った。
子供達の笑い声がこだまして緑のさわやかな風が吹いていた
尺取虫が悠々とぶらんこを楽しんでいる
(あぶないなあ、人間の目の前にでてくるなんて・・・
道の真ん中におちたりしたら踏まれてしまう)
私は虫の子供達が、遊ぶのに夢中で無防備なのを心配した
擬態もできるぞ!とその能力をみせびらかしているやつもいたが
「ばれてるよ、ばれてる! あんたは枯れ枝と違うよ」
私が尺取虫の耳元でいうのをそばを歩いていたおばさんが聞いて大笑いした。
人がいるとは知らず、大恥をかいた
そのまままっすぐ歩いていたらある物を見つけた
そっと手に隠した。
わが子のところへかけていき
「いいものみせてあげる」と言った
「何?虫?」
彼がいう
「ちがうよ。もっといいもの」
私は手を前に出した
「ほら、夕焼け」
手のひらを開けると
真っ赤に燃える鮮やかな葉っぱが一枚あった

■もえいずる春 山肌あたたかい

■笑う声列なし森がスイングし

■春が好き やさしい気持ちにさせられる

■神様は海 空 地球 青が好き