今回の大阪カナタで、役者さんの生の演技を人生で初めて拝見しました。
1部で平川さんの演技に陶酔。これが生の演技なんだね!息遣いや表情、目線、CDやアニメで聴くお声とは全く違ってました。
2部で感涙。とってもいいお席で観劇することができ、平川さんが立ち位置を一歩前に踏み出すたびにドキドキ!笑い皺や目線の先に見てるもの、台本の折り目などまでしっかり見ることができました。
以下、お話の内容「止める女」よりも、平川さんの演じてるときのお姿や表情に関しての感想が主です。
ライトが落ちて舞台袖に下がるときのシルエットや足音までもが『役者 平川大輔』でした。私はイベントの時の平川さんしか知らないので、歩き方までもが違って見えました。
スポットライトが当たった時の前髪や睫や頬骨の陰影がすっごく綺麗だったなぁ・・・
女性の声を演じる時、バックに映るいしいさんのイラストに凄くマッチしてて、柔らかく少し高めの大人の女性の声。
最後の台本を閉じて台詞を言う場面は、ソファに身を屈めて髪を撫でる仕草とか、優しい柔らかいお声で囁くところとか、本当に彼女がそこにいる感じでした。
声はマイクを通してよく聞こえるのだけど、台本を読む口元からちゃんと聞こえてくるのです!うまく表現できないけど、機械(マイク)を通さず、自分の耳にダイレクトに平川さんのお声が届いてる感じなのです。観劇された方はきっとわかってくださるはず!
平川さん、台本は右手で持ってるんだけど、ページをめくる指先も美しい!左下に1ページずつちゃんとめくれるように全部折り目がつけてありました。ずっと目線を独占の台本に私はなりたいと何度思ったことか(笑)
トークの時は、お顔と両指を組んだまっちろい血管の浮き出た手を交互に見つめてました。
(猫ちゃんに対して)ご飯には、僕の愛情は負けます(泣)って言った平川さんが可愛すぎでした~♡
拍手するとき右手と左手を少しずらしてパチパチするのだけど、左手の甲の筋が見えるのがたまりませんでした!
いしいさんのお話に笑いを必死にこらえながら、両手で顔を覆う平川さんが、”いないいないば~”をする直前の仕草に見えてめちゃめちゃ可愛かったです(*´˘`*)♡
トークの時に乾燥してたのか唇を良く舐めてた平川さんwwみっちゃんの大げさジェスチャートークを楽しそうに、笑い皺全開で見守ってましたww
最後の挨拶でみっちゃんが"皆様の支えがあって~”という箇所の平川さんの表情が、目をぐっと瞑って口をきゅっと結んで"その通りです!うんうん"っていう思いがその表情からものすごく伝わってきました。
最後、舞台をはける時は、進行方向とは逆の方向にも向いて一礼してから退場していく平川さん。毎度のことながらこの行為を見るたびに胸がいっぱいになります♪
コロコロ変わる表情、最小限の少ない動きの中での表現力、よどみない朗読、初めての生のお芝居の観劇がこの『葵』で本当に良かったです!平川さん他出演者の皆さん、スタッフの皆さん、極上で至福な素敵過ぎる時間を有難うございました。