「人を助けることの

どこがくだらない望みなのですか!?」





藤田和日郎の漫画、

『ゴーストアンドレディ』を読み終えました。

 

ナイチンゲールの伝記漫画かと思いきや、

「彼女の側にいた幽霊の男」という追加要素を加えた漫画です。

 

 

 

 

 

 

 

 

とても良い漫画でした。

とてもとても。

 

久しぶりに泣いてしまいました。

ポロポロと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おあー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


私は初めて読んだのですが、

この作者さん『うしおととら』と『からくりサーカス』の人なのですね。

上下巻のたった2巻ですが、引き込まれてしまいました。

 

 

フロー(フローレンス・ナイチンゲール)と、

幽霊の男グレイの2人の奇妙な関係性に釘付けです。

 

 

迫力のあるカットが満載で胸を打ちます。

要所要所のセリフがすごいです。

魅せ方に力があります。

こんなにすごい漫画があったのですね。

 

また、「演劇」も大切な要素になっていますが、

シェイクスピアの悲劇や喜劇のセリフが所々登場します。

非常によく調べられていて、それだけで楽しかったです。

 

 

エンディングに向けたこの漫画自体の構造がすごい。

そしてホントにエンディング。

あー良かった。
漫画で泣いたのはいつ以来か分かりません。


 


涙を流すことが久しぶりすぎて、

古くなった水道管に水が通った感じでした笑

 

こんなに面白い漫画があるなら、

もっともっと長生きしたい!元気になりました!( ´∀` )b

『ゴーストアンドレディ』非常にオススメです!