NARUTOはなかなか見所がある作品で、
ワンピースでは描いていないようなデリケートな問題にも向き合っている気がします。
たくさん魅力的なキャラクターが出てきますが、
その中でもやっぱり我愛羅が一番好きです。
彼が初めて出てきた時はよく覚えてます。
怖い外見なのに、顔に「愛」という文字。
一体彼は何者なんだ?と。
蓋を開けてみたら、彼も葛藤していたのですね。
親に命を狙われてーみたいなくだり。
結局青年になって、彼の人柄に多くの人が賛同するのだとても良いですね。
親とも和解しますし、
父親も許す。
また、我愛羅の技が砂による鉄壁の守り、だということも見事だと思います。
物語の中で、砂には実は我愛羅の母親のチャクラ?が込められている、
という感じのくだりがあって
砂は我愛羅を包み込むんです。
「そうそう!!母親の愛情てまさにこの砂なんだよね!!」と感心しました。
母親の愛情を、具現化したみたいな技です。
そう考えてから彼の額の「愛」を見てみると、
納得がいきますね。
子供の頃から背中に大きなひょうたんを背負っているのですが、
その中に母親の愛が詰まった砂がたっぷり。
我愛羅は小さな頃から母親の愛情に守られていたんですね。
それに本人も気づいてくれたのが最高でした。