月に一度の珈琲教室で知り合った方は
研究熱心な珈琲研究家。

愛用のドリップポットはタカヒロ。

抽出講座ではわざわざ持参されるほどの愛用品です。

そんな研究熱心な方が抽湯口の形状や角度を変えた特製差し口を試作したので試して欲しいと声をかけてくださり、お宅にお邪魔して抽出パーティーに参加してきました。




なにやらマニアックな内容になる予感です(笑)



注意ご注意注意

ここから先は若干マニアックな話が続きます。



これが特製差し口




全て手作りですレンチ




定期的にお仲間を招いて焙煎や抽出実験をやられているようで、今回は手網焙煎の達人とご一緒させていただきました。






抽出実験中のテーブル








ピンクのドリッパーはコーノ1~2杯用。
奥の透明のドリッパーはカリタD-102


実験では同じ豆を25gずつ使用し、
コーノドリッパーでコーノ式
カリタドリッパーでSCAJ公式
カリタドリッパーでオオミヤ式
で同時に抽出して風味や味わいの違いを検証しました。

ちなみに使用はブラジルとエチオピア、他のブレンド。

今回は好みの味順でランキングを作成。

私はカリタのオオミヤ式はコーヒーメーカーに近い抽出に感じました。
カリタのSCAJ公式?はカリタらしいバランスのとれた味わい。
コーノのコーノ式はブラジルの苦味の中にはっきりとエチオピアを感じられました。


私がコーヒーメーカーというキーワードを言うとすぐさま、コーヒーメーカーが登場!次はコーヒーメーカーとオオミヤ式ドリップの味わいの違いを検証。







カリタのドリッパーを差し込むタイプなのでドリッパーの条件はほぼ同じ。

抽出の途中経過の様子を見ると一回の抽湯が多いので粉への浸透が間に合わず水溜まりが出来ていました。

テーステイングしてみるとコーヒーメーカーの方が水っぽいというか薄い感じでした。

検証の結果、コーヒーメーカーでは5杯分など粉の量が多い抽出に適していて、2杯までならハンドドリップの方が味わいを表現しやすいという結論に。


本来、コーヒーメーカーは一度に何杯も抽出できるように容量が大きいものが多いので、5杯など沢山淹れた時に美味しい様に出来ているのかもしれません。

今回はそれを裏付ける様な結果でした。


こんなかなりマニアックな実験を繰り返すこと2時間。




そろそろ、実験用ではなく美味しく飲める用の抽出に移りたい時間ですが。。。





今回の実験ではコーノ式が人気でした。





そこで美味しい珈琲を飲むためにはさらにコーノ式を極めなければ!と言うことでコーノ式の抽出を練習。





ストイックですねあせる







練習後はお待ちかねの珈琲ブレイク音譜





美味しいケーキとコーヒーの時間は
次回のブログでラブラブ