「最近、僕の中でこれだって思えるものに出会えないんだ」






前回、うちのお店で一番高価な珈琲豆を買ってくださったお客様からの一言。






高価=美味しいは昔のこと。




標高を格付けしたもので最上位のものが品質は別としても格別な味とは限らない。




昔、インドネシアで豆の買い付けをしていたというその紳士なお客様はとても優しくて悲しい目をしていました。










小さな小さな島国で生産されていた珈琲とは思えない程に甘く素晴らしい風味を持った豆は今、輸出が禁止され手に入らないそうです。













こんな憂いを持ったお客様との出会いでまた私は珈琲の深みにはまっていくのかもしれません。












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