こんにちは。
いつもご訪問くださり、ありがとうございます。
今日の弘前は風花が舞い冷え込んでいます。
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さて今日は『澁柿園』2月号に掲載した
12月の例会の結果をお届けします。
12月第一例会
令和5年12月2日
於 弘前市民会館
「 冬帽子 」(兼題)
イーゼルを畳みて帰る冬帽子 迪 女
冬帽子ポンポンをつけ仕上りぬ 恵
美容室出てから被る冬帽子 正 子
突堤の先にまつ赤な冬帽子 郁 子
老ホーム日向に集ふ冬帽子 多聞天
「 雑 詠 」(兼題)
気まぐれな空に棘刺す冬薔薇 容 子(鈴)
尖りくる風やニュースや冬木立 玲 子
隠沼の杭一本や鴛鴦あそぶ 恵
悪しき夢見し明け方の風邪心地 迪 女
夕星や白鳥五羽のシルエット いく子
平積みの付録ふくらむ新年号 由紀子
冬蔦や朱き扉の非常口 容 子
手袋を嵌めて温める生命線 朋 子
日本海灯す黄葉の大銀杏 郁 子
一斉に電飾点る十二月 由紀子
さんざめく手つなぎ鬼や冬夕焼 多聞天
苦労せし事をさらりと木の葉髪 朋 子
ささやかなぬくもりもとめたい焼屋 佳 子
5年12月第二例会
令和5年12月17日
於 弘前市民会館
「 雑 詠 」(兼題)
手に指に覚えなき傷年つまる 迪 女
寒林の奥その奥にひそむ息 容 子
忙しや凍てを駆け抜く黄信号 小 路
境内に水の出ぬ井戸煤払ひ 郁 子
電飾に苛立つ猫やクリスマス 玲 子
「 熱 燗 」(席題)
燗酒を懐に入れ夜のホーム 郁 子
熱燗の三本目より愚痴となる 朋 子
自販機の熱燗ぐいと嫗かな いく子
熱燗や鍛冶町の坂灯のともり 恵
熱燗やほろ酔ひやがて饒舌に 迪 女
「 声 」詠み込み(席題)
煤払終へ声明の大伽藍 郁 子
煤掃きや僧十人が声合せ 多聞天
名声も富も無縁やおでん吹く 朋 子
声高に病気自慢の暖房車 由紀子
《 鶴田町の弥生画① 鶴田八幡宮 》
この間、所用で藤崎町まで出かけた折、
鶴田町まで足を伸ばした。
弘前市から北へ30キロほど。
かねてから観たかった『弥生画』の奉納されている
神社を二つ訪ねた。
弥生画とは竹串やピンセットで小豆や米など17種類の穀物の種子を
一粒ずつ貼り付けて制作した画の事である。
江戸時代の「天明の大飢饉」の際に、
村人が残り少ない穀物の種を持ち寄って制作し
豊作を祈ったことが始まりとされている。
今年は元町弥生会(もとまち・やよいかい)では鶴田八幡宮に奉納するために、
山道弥生画保存会では闇龗神社に奉納するために制作された。
今日は一つ目に訪ねた鶴田八幡宮をご紹介する。
地元の方たちの熱意も制作時間も相当のものだろう。
なのにさりげなく鳥居に飾られている。素晴らしいと思った。
弥生画の龍のまなざし風花す 鈴之介
この日は
少ないが途切れなく参拝客が訪れていた。
猫がお札の納所にずっと納まっていた。
詳細は下記でご覧ください。![]()
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