こんばんは。
ご訪問ありがとうございます。
弘前地区は、ここ5,6日青森県内のコロナ感染者数の大方を占め、
大変な勢いで広がっています。
今日は弘前で急速に広がる寸前に、
JR五能線から私鉄津軽鉄道ストーブ列車の旅に出掛けた際の
吟行句をご紹介します。
津軽鉄道(津軽五所川原駅~津軽中里駅)
石炭のストーブ列車昭和の香 いく子
凍て空に鳶の旋回奥津軽 迪女
石炭を足せば喜ぶストーブ列車 雪江
通学駅の裸電球雪深し 郁子
ストーブ列車石炭くべるクライマックス
栄子
「石炭を焼べる車掌の大きな手」 郁子
焼するめ足より食ぶる雪女 ひろ
ストーブ列車福岡よりの旅人も 容子(鈴)
深雪晴太宰の郷を通り過ぐ かつ
岩木山けふは裾のみストーブ車 佳子
ガイドする声賑はしくストーブ車 玲子
途中の嘉瀬駅では俳優の香取慎吾さんと地元の小学生が描いたという
車輛が雪をかぶって迎えてくれた。
「雪の駅しんご車輛の愛らしく 」 鈴之介