英会話、あれ通じない?、もっとかっこよく話したいなら
先ほど紹介した 英語関連の本のおすすめに続いて、発音について話してみたいと思います。
英語を話すときに、”R”の発音はどうであれ、”L”の発音は、しっかり発音することがとっても大事だと
知りました。
というのも、以前、アメリカに留学した時、そしてその後と、色々苦い経験をしてきたからです。
アメリカのフロリダで、公立高校に通っていました。そして、通ってすぐロッカーを借りたくて、どのように
借りるのかを周りの人々に尋ねた時のことです。(必要な人が、自分で借りなければならなかったため)
私の発音する、日本語の ”ロッカー”は全く理解してもらえないのです。あーでもない、こーでもないと、色々、”ろっかー” ”ロッカー”、”ろかー” ”ロカッ”、言ってみました。
全く通じません。
そのうち、みんなは呆れ顔。そして、携帯用の辞書でLockerを引き、見せました。
”Oh, Locker!” と口々に言われ、笑われる始末…。
ある時は、私が " English" というと、みんな笑い、” No, No, No, Eng lish! ”と 発音をなおしてきました。言い直させられても、うまくできはしない。
他にも、なんか笑われたな~、と思って、後で考えると、やっぱり ” L ”のついてる単語を言ってた気がします。
一番悲しかったのが、クリスマスにホストファミリーのパパにネクタイをプレゼントしようと、モールに行った時でした。
一番人気のあるのはどれですか? と聞きたかったのに、 popular という単語が全く通じなかったんです。
何度も何度も言ってみて、お店の人も一生懸命理解しようとしてくれたんですが、どうにもわからないようで、あきらめました。
私のいたフロリダは、移住者(特にヒスパニックの方たちが)多く、そのせいか、学校の授業も、英語を母国語に持たない人たちは、ESOLという英語の授業を取らなければなりませんでした。
(その授業では、クラスメイトはスペイン語を話す人もいれば、ポルトガル語を話す人もいる。
それから、フランス語に…、まあ、色々でした。)
通って少しした時に、発音の練習をしました。" L "の発音です。(やり方は、後ほど)
それから、その授業のこと、うまく発音ができないことなど、ホームステイ先のママに話してみました。すると、その日練習につきあってくれました。
そして、毎日、自主トレ!
すると、だんだんと発音できるようになっていきました。(ちゃんと、できるようになったのは帰国してからですが…)それとともに、自分が発音できると、聴き取ることもできるようになった気がします。
ホストファミリーのママさんが、 ”R”の発音はイギリスなどあまり強く発音しない国もあるけど、”L”の発音は、どの国でもしっかり発音しているから、発音できたほうが良いと教えてくれました。
通じれば発音なんていいじゃない、と言いたいとこだけど、 L ばかりは通じないこともあると経験したわけで…。
それから、ネイティブスピーカーの人たちと話すチャンスがあるときは、” L ” を気をつけています。
日本語モードになっているときと、なっていないときの相手の反応が全然違います。
例えば、しっかり発音していると、必ず(中身はどうであれ) Your English is good! と言われます。
一番驚いたのは、帰国して何年もたってからフロリダの友人と話したときに、 Your Enlish is getting good!と言って、本当に驚いていたことでした。
やっぱり、 L は大事だと実感しました。(もちろん、他の発音も大事ですが)
発音練習
①舌を前歯の裏側に軽く載せる。(言葉にしてみると、なかなか説明しづらい…意味わかるかな…)
②その状態で、” ら ・ ら ・ ら ・ ら ・ ら …” と言ってみる。( ”ら”の後、一回一回舌は歯から離れているはず!)
③同じ要領で、” Love ” の発音練習。まず、歯の裏側に舌を載せ、” ら ” ヴ と言ってみる。(Vの発音は今度に…)
④Love 以外に、Like Light Life Lockerそれができたら、 cool English girl popular など 間や最後にある単語を練習。
⑤これを毎日?? でも練習する。
⑥そのうち英語を話すときに、積極的に使ってみる。
この説明でみなさんにわかってもらえたか心配ですが…理解してもらえたら、幸いです。
はじめは、日本語の ”ら” と音が違うので、異様な感じを受けますが、ネイティブの方にはそれが ”L”なので、 あきらめず練習してみてください。