そらです
自分のことしか考えていない
と非難されたことは誰しもあると思います。
大抵の場合、
言われた方はそんなつもりはなく、
むしろ結構気遣いながら、
申し訳なく思いながら、
それでもどうしようもなく
日々ぎりぎりで選択して
生きていたりするものです。
人の目を気にして生きているのに、
「自分のことしか考えていない」
なんて言われると、
どうして良いか分からなくなりますね。
どうして「自分のことしか考えていない」
と言われるのでしょう?
また、どうしたら非難されなくなるのでしょう?
以下の3つの視点から見てみましょう。
①人目を気にしすぎて優柔不断→そして固執へ
②自分に自信がない→そして人任せに
③中途半端な自分軸状態→そして合わない環境へ
①人目を気にしすぎて優柔不断→そして固執へ
人目を気にしすぎる人、
他の人の意見に振り回されてしまう人は、
素の自分を出すことが出来ずに苦しくなり、
苦し紛れに「偽りの自分」を作り出します。
その偽りの自分に守られていれば安心なので、
この偽りの自分をなんとか維持しようとします。
偽りの自分は融通が利きません。
なぜなら、偽りの自分ー素の自分ー意識/思考、
といったように
柔軟な判断が出来る意識や思考が
遠いところにあるからです。
素の自分は不安から身を守るために、
偽りの自分が崩れないように
固執してしまうので、
結果、「自分のことしか考えていない」
と周りからは見られてしまうのです。
②自分に自信がない→そして人任せに
自分に自信がない人は、
誰かと同じ意見であることや
皆と同じ行動をすること、
一般的な価値観に沿って生きることに
安心します。
そのため、判断をするときは
周りとの調和を大切にし、
より多くの人の賛同が得られる方向性で
考えます。
しかし、自分に自信がないので
出来ればその判断を誰かにしてほしくて、
その「誰か」を探します。
一見すると何でも人任せな人です。
しかし、人任せにする行動が
周りの負担になってくると
「自分のことしか考えていない」という
評価を受けてしまうのです。
③中途半端な自分軸状態→そして合わない環境
自分軸という言葉から
「他の人のことは気にもせず
自己中心的に生きる人」
といった印象をもたれることがあります。
しかし、実際に自分軸で生きるようになると、
「自分のことしか考えていない」
といった苦情を言われることは
逆になくなります。
自分軸で生きている人は、
自分に合う環境を選び、
自分を活かしつつ
周りの人とも
相乗効果で上手くいくような関係を築きます。
自分軸と他人軸の間を
行ったり来たりしている段階の場合、
未だ自分に合った環境や
自分に合った仲間のもとにいないので、
軋轢が生まれて
「自分のことしか考えていない」
という批判に繋がってしまいます。
元も子もない考えをしてしまうと、
「自分のことしか考えていない」
と言われるのは、
言ってくる方と自分の利害関係が
合わないからですよね。
利害が一致していれば、
お互いに自分のことだけ考えていても
自然と同じ方向に進みますし、
上手くいきます。
利害関係が一致していない
なんて強い言葉ですが、
もっと柔らかく言うと
「気が合わない」です。
落ち着いて振り返ってみると、
「自分のことしか考えていない」
と言っている方も
自分のことしか考えていないことが
分かりますよ。
自分のことしか考えていない
と言われるときは、
今いる環境が自分に合っていないだけなんです。
①本当の自分をまるごと出して、
②自信をもって判断して、
③自分軸を整えて、
「気の合う人のいる環境」に
自分ごと移してしまいましょう。
自分軸♡ライフリデザインプランナー
水上そら