【運命が穏やかであるように】  

ひとには

避けられない運命がある

その運命の流れが荒波となるか

せせらぎとなるかは

そのひと次第



とも言い切れないと気づいた



そのひとがどう生きているかは

運命の訪れ方

その過ぎ方に

影響する



生きたようにひとは老い

生きたようにひとは死んでいく



荒波のような人生でも

常に助けられて行きていくひと

波に飲まれてしまうひと



困った時に助けに来てくれるひとがいること

苦しい時に祈ってくれるひとがいること

そして最後に

そのひとのために

集まってくれるひとを見て

そのひとの人柄を知るということもある



ひととひとは連関していて

自分のために生きているようで

全体のために生きている

絡み合った記憶の集合体が

世界なら

その連関の一端であるひとりひとりは

個人であると同時に

全体になり得る



連関の中にいることを

忘れて

自分主体を通り越して

自分のことしか見えなくなり

自分と全体の連関を

途切れさせてしまうリスクは大きい



ひとりで運命を受け取ると大波になり

全体の連関の中で運命を受け取ると

分散されて穏やかになる



世界の中で

わたしとして

どう生きるか

ここのところ

そんなことを考えてます

水上 宙
あなたのこころの取扱説明書つくります

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