さて、新卒入社して1年。ボーナスも入り、一人暮らしにも慣れてきたころ…。
ある店舗に異動が出ました。そこは責任者に問題がある店舗だから気を付けてね、と言われていた店舗。
実際に働いてみると、その問題が明らかになりました。
通常会社員が仕事を終えてトレーニングに来るのが18時~21時の間。ピークタイムなので、全スタッフはそれまでに休憩を終えて全員持ち場にいなければいけません。
フロントもバタバタでした。それでも責任者は事務所にこもって出てこようとしません。「何してるんだ?」みんなの怒りはそこでした。
でもすぐに分かりました。あるお客様が「施設を見学したい」とご来店くださいました。フロントは基本2人で回しているので、動けませんからトレーナーさんにお願いすることになりますが、今持ち場にいるスタッフは全員他のお客様のサポートに入っていました。
俺はすぐに事務所へ行き、責任者のトレーナーさんに、「施設見学のお客様のご案内お願いします」と頼むと、こんな返事が返ってきました。
「俺は〇時までにこのメールを社長と取締役に送らないといけないんだよ!!誰か他に行ける人いないの?」
その責任者は、社長や取締役や会員様の前では猫をかぶり、お気に入りされていましたが、本来は自分の立場を良く見せたいだけでした。トレーナーなのに、太っていたし…ww
そんなことが毎日毎日続き、ついに爆発しました。キレてないっすよ。
突然一睡も出来なくなり、何か食べても全部吐いてしまう。どんどん痩せていき、週1回会うインストラクターさんにも、「ねぇ、大丈夫なの?」と言われていました。
その時は大丈夫だと思っていたけど、どんどん症状が重くなり身体に限界が来てしまいました。
精神科に行くのは恥ずかしい、という方もいらっしゃいますが、俺は「助けて…」という気持ちの方が大きく、予約を取り、病院へ行きました。すぐに休職してくださいと、診断書を書いてくれ、会社へ提出しました。
21歳の話です。その時から俺にはずっと「うつ病・睡眠障害」がくっついています。昨年ヒロに出会うまで、自立支援制度・障がい者手帳・障害年金のことすら知りませんでした。
11年間、3割で病院と薬局にかかっていました。
その頃から、早く診断書をとって親に言って治療をしたい。と強く思うようになり、当時松戸に住んでいたところから近いところでカウンセリングが出来る場所を検索しました。
検索すると、G-pitさんのHPと出会い、将来手術するときは絶対ここでお願いしよう!と決めていました。
そして見つかった病院が、GID学会などで有名な針間克己先生がいらっしゃる、「はりまメンタルクリニック」でした。
予約をとって、受診を始めました。GIDの治療の第一歩。
でも、診断書を取得するまでに、色々な壁にぶつかり、実際に診断書を受け取ったのは2011年、23歳のときでした。
うつ病と不眠症との闘いが始まり、同時にGIDのカウンセリングを始め、どんなカウンセリングをしたか、次回書いていきます。
※12年前の話なので、今と違っているかもしれません。そこはご了承ください。
今日は体調があまり良くないのでここまでにします(>_<)
では、またねぇ('ω')ノ