先人はなぜこうも難しくしたのか | 空色日記 神経質妻のぐーたらドイツ生活

空色日記 神経質妻のぐーたらドイツ生活

ドイツの小さな街在住
ドイツの空の下で仲の良すぎる姉弟を育て中
移住、日常生活、教育について包み隠さず記録
たまに?いや、かなり毒あり
移住生活の備忘録、日記

Hallo!

こんにちは、空色です。

ひこうき雲たくさんでお願い事もたくさん

街中の至るところに得体の知れないオブジェ






最近、難問にぶち当たってる私と夫。





それはRの発音。





英語の時は『L』と『R』の発音に気を付けましょうだったはずなのに、ドイツ語の『R』の難しさよ。


英語の比じゃないよチーン


英語のRは舌を巻いて『アール』、Lは上歯の裏に当てて『エル』と発音するけど、単語中に出てくるドイツ語のRは『G』の発音に近い。



うがいをするような感じで発音する。




誰だ?!
ガラガラしながら喋り始めた奴?!




初めて子供たちから『消しゴム』を聞いた時は発音難しい!となり、夫と練習した。



何度聞いても『ガッティアガ』『ガッティアゴミ』にしか聞こえなくて、何か強そうだねって夫婦で爆笑。





正しく書くと…




Radiere』『Radiergummi
(消すって意味)


『ラーディアレ』『ラーディアグミ』

英語だとこんな感じかな?
(あくまでもカタカナにするとだから、なんか微妙)




喉を鳴らしながら『G』と『R』の境目を見つけにいかなきゃいけないから喉痛める。



しかし、今悩んでるのはコレじゃない!
消しゴムなんて言葉は学生でもない限り使わない。
つまり、私たちはほとんど使わないだろう。




消しゴムが言えるようになった後に難敵が現れた滝汗





それは、人の名前。




苗字も読みにくいんだけど、名前よ、下の名前!

ファーストネーム!

フォアナーメ!




名前なんて、しょっちゅう呼ぶやん滝汗


覚えられないし、発音出来ないし、本当に困る。


英語圏では聞いた事ない名前も多いし、何でそんなに難しいの?って思ってたら、みんなR付いてたチーン




例えば、息子のクラスに『Henry』という男の子がいるが、英語圏なら普通に『ヘンリー』だろう。




ドイツ語になると『ヘナ()リー』に聞こえる滝汗



地域によっては違うのかもしれない。
同じドイツ語圏でも『うちの周りのHenryはヘンリーって呼んでるよ』という方もいるだろう。



だけど、うちの子供たちは
ヘナガリーだよ、ヘナグァ~~リー』って言うチーン
(喉をガラガラさせながら)


耳だけだったら絶対スペル間違えるやつやん。


Nで一回喉を潰すから、その後のうがいガラガラみたいな発音が異常に難しい。



そして、我が家にもR問題発生中。



ドイツに来てやっちまったなーと思う息子の名前。



息子にも魔のが付くんだよ笑い泣き



マサル(仮名)だった場合



Masaru』と書いて『マザグ』と聞こえる。
(言っている?)


Sもザ行になる…滝汗


お友達の『Samuel』も『ムエル』だし…。
(Sはサ行の場合もあるからまだマシだけど、基本はザ行読み)

娘や息子のクラスの女の子たちの名前もさっぱり。


頭のRはラ行もあるけど、途中に入るRはG寄り。


ラウガという男の子だと思ってた子はラウラという女の子だったし、パガイザだと思ってた子もパライザだった。
(Lauga✕  Laura〇    Pagaisa✕  Parajsa〇 )



余談だけど、『Jジェイ』ではなく『ヨット』なので、『ヤン』は中国人系の子なのかなと思ってたら、
『Jan』と書いてヤンだった滝汗




マサルは仮名だけど、実際に最後が『Ru』で『グ』って言われるから、毎回『Lの発音と同じルだよ』って教えなきゃいけない。


英語が喋れる人はこれをすんなり受け入れて『ル』と呼んでくれるけど、英語が喋れない人は何度Luの発音だよと言っても『〇〇グ』になる。






最近は、何でラ行はRなんだろうとか言い始めた。

日本語の発音だと、どう聞いてもラ行はLのラリルレロだけど、ローマ字は英語…英語発音だとRか…と考えては無限のループチーン



というか、パソコンで小文字を打つ時にLを使うけど、Little(リトル)のLなの?とか言い始めた辺りで頭やられてるなと思った。





目下の目標は『Henry ヘナガリー』の発音をちゃんと出来るようになる事だ。


しかも、彼は日本人クォーターらしいから、何かと接点があるらしい。


夫のお店にも日本人ハーフのヘナガリーパパがよく注文しに来るし、これから先もご縁があると思う。
(日本語は喋れないのかも)




名前だけでも発音をちゃんとしたいと思いながら、
今日も『Henry』の名を連呼する夫婦。




のど飴買ってこよ…チーン