星組東京宝塚劇場公演
千秋楽ライブビューイング
行ってきました。



まずは
上田久美子先生がラッピングし直して
プレゼントしてくださった名作
「霧深きエルベのほとり」


年始に観た時より
台詞が、仕草がしっくりと馴染んでいて
演者の変化を感じる観劇でした。


ライブビューイングだからこそ
細かな表情の変化まで観られるので
余計に心臓を抉られる。


「祭りの熱に浮かされて
私は恋をしたのかも知れません」での

紅さんの表情の変化とか

マルグリットの肩を抱く手から
みるみる力が抜けていく様とか

いつも観てる切ない場面なのに
やっぱり今回もやられました。







そして個人的に1番嬉しかったのは
紅さんの
帽子キャッチ
大成功した
えりせさん

しかも、
その後その帽子を
ずっっっっとかぶってるのが
可愛すぎました
(ライビュ画質でも
めっちゃ見つけやすかった)



「良かったねぇ」と
始終締まりのない顔して観てました。



その後、
いつもより早い段階から
ぼろぼろ泣かされているうちに
カールさん出航。



ショーで乾かすぞー(*´꒳`*)なんて思ってたら
また違う大きな感動が待っていました。



「ESTRALLAS」プロローグ、
振りを見事にシンクロさせる
パッサァの名コンビぶりについて
ガン見しながら考えていたら


「あれ…?」


紅さんの声が明らかに違う。





プロローグではけた後
「なんとか持ち直してくれ…」って
気が気でなくて必死に祈ったけれど
本調子にはならなくて。




でも、


紅さんは
全力で真摯に舞台を務めあげながら
機転を利かせた中詰めアドリブで
会場を明るくする。


あーちゃんをはじめとした
組子一人ひとりが落ち着いて
変わらぬ表情で
自分の持ち場をそれぞれ全力で務めあげ
舞台を彩る。


オケの皆様、スタッフの皆様は
今の星組のショーが少しでも良くなるよう
瞬時の判断でテンポや音量を調整。


客席は
全力の愛と手拍子で
それを受け止める。



誰より自分を責めているであろう
紅さんへ
「大丈夫」「頑張れ」っていう
あの場に居合わせた人からの
それぞれの全力の想いが目に見えるような、
「届け、届け」って聴こえてくるような、



紅さんへの想いを溢れ出しつつも
必要以上のことはしない
組子たちの舞台姿には
紅ゆずるというトップスターへの
リスペクトが感じられるような、


そんな、
熱い熱い公演でした。





宝塚の「スター」の定義や

「星たち」を意味する
ESTRALLASの名の通り

紅さんだけがスターなのではなく、
一人ひとりが素敵なスターであり、

トップスターから組長、最下級生に至るまで
全員で星組の舞台を作っているのだと
教えてくれた
今回の千秋楽のことを思い出す度に
胸が熱くなってしまいます。




中詰めチャンピオーネの

孤独がいいって? 
それは違うって! 
何なら全員で

この言葉が本気で心にきました。



一番星に雲がかかっても
組子一人ひとりが精一杯の輝きを放つことで
それを全員の力で乗り越えていく。


それができる星組を好きになって
本当に良かったです。



星組、
愛してる!



そして、その星組の大事な一員として
煌えりせさんもまた
舞台を務めあげたことを
本当に誇りに思います。



しかも
えりせさんってば、
チャンピオーネ中詰めで
手でハート作ってて
超可愛かったしね!!!


感動ときゅんきゅんの嵐の
星組公演大千秋楽でした!



次はアルジェ、参戦します♡


シャルルエリーゼ、楽しみです(*´꒳`*)