これ…私、「オ・ボノボノ」だと思ってましたorz
「オ・ボノボノ」と検索したアホな私に、賢い検索Googleさんは『「ホ・オポノポノ」ではありませんか?』とな。
もうその指摘、素敵すぎます。
それはさておき、「ホ・オポノポノ」聞いたことありますか?
何か出来事があるたびに、「ありがとう」「ごめんなさい」「許して下さい」「愛しています」の言葉を繰り返すやつです。
2・3年前にわーっと話題になり、本も出版され、セミナーも多く開催されました。
私も当時は、それで今悩んでいることが解消されるならと、試してみました。
なぜ、そうやってみようと思ったかと言うと、実践者の博士のエピソードがインパクトがあったからです。
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
かつて、ヒューレン博士は精神異常犯罪者が収容されたハワイの州立病院に精神科医のスタッフとして勤務していました。
(そこは、患者のみならず、職員も医師も希望も意欲もなく、実にすたれた状態だったと言います)
そこに配属された彼は、毎日患者たちの病状のカルテを読みながら、その問題の原因が自分にもないか、「I love you(愛しています)」「I'm sorry(ごめんさない)」「Please forgive me (許して下さい)」「Thank you (ありがとう)」のホ・オポノポノの4つの言葉を唱え続けました。
患者たちと一度も会うことなくして、です。その後、徐々に退院する患者が増え続け、終いには病院は閉鎖されたのです。
これが有名な、「つまり、外なんてないんだよ。(すべては、自分の内側にあるという意味)」のエピソードです。
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
精神科病院に勤務したこともあるので、現状は知っています。
p>それがこの言葉を言い続けるだけで、そんな改善することができるなんてと思いました。
スピなことを信じる私には、やって見ようと思えるわけです。
だって、お金がかからないし( ̄▽+ ̄*)
で、ですね、いやな相手に対しては効果てきめんなんだそうです。
おおっ、すごいとそれは思いますよね。
心をこめなくてもいいそうです、声にも出さなくても、相手や出来事を思ってひたすら20回くらい唱えるそうです。
もはやただの呪文やん。←つっこみ (現在の私)
で、当時はやってみた。
「ありがとう」「ごめんなさい」「許して下さい」「愛しています」
「ありがとう」「ごめんなさい」「許して下さい」「愛しています」
「ありがとう」「ごめんなさい」「許して下さい」「愛しています」
「ありがとう」「ごめんなさい」「許して下さい」「愛しています」
・・・・・・以下略
ぜーぜーぜー、なんか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
なんか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・違う( ̄へ  ̄ 凸
結局、言うのなんか忘れるんですよ。そして続かない。
それに言葉がしっくりこない。
特に「許してください」とか『愛してます』ね。
日本人はあまり言わない。
結論は、私の中では早々に、ナシ になってました。
なんでこういうの信じちゃうんだろうって。呪文と化している言葉をひたすら唱える。
それで変化した、改善した状況があるとしたならば、そこに意識を向けた結果なのだと思う。
と思うわけだったですよ・・・・。
でも、今回ふと思い出したのです。なにをテーマにしようかなと思ったときに
書くのだから調べてみようと、それで調べたことでわかったことが。
再度、 Wikipediaにて確認しますと。。。。
ホ・オポノポノは古代からハワイで行われて来たと信じられており、
祈り・議論・告白・後悔・互いの補償と許しを各々が遂行する。
この実践法は、自らが全責任を負う思想に則っており、
ある人が人生の一切について責任を取るとは、彼が見、聞き、味わい、触れるすべてのことの責任を取ることである。
そしてあらゆる経験は、彼の人生に存在するが故に、その人の責任が伴う;と教えた。
また;全責任とは、万物が人間の内面からの投影として存在し、問題は外部世界の現実にあるのではなく、我々自身と共にあり、現実を変えるためには、我々はまず自らを変えねばならない;と説いた。
モナによるホ・オポノポノは、14段階のプロセスを踏むことで精神をカルマの呪縛から解放することを目指す。なお、このプロセスに特定の言葉を唱えることは含まれていない。
どうやら、古代ハワイには 祈り・議論・告白・後悔・互いの補償と許しを各々が遂行することを癒しや浄化につなげる思想と行動があったようです。
その後、モナ・シメオナという方が 14段階のプロセスに体現化しています。
カルマの解放を目的としていたようです。
そのあと、時は流れて、今知られているヒューレン博士がモナの没後、言葉を繰り返すやり方を作ったそうです。
やっぱり、思想とそれに基づく行為から切り離した言葉を唱えるだけじゃだめだったわけですorz
もっと神聖な行為だったのではないでしょうかね、もともと。
ただ唱えればいいなんて、・・・・・・ねえ。
どうもそれだけが広がっているような気がしますが・・
セミナーに出れば、しっかり教えるのでしょうか????
背景の思想がわかっていて、ヒューレン博士は唱えられていた。
だから彼のエピソードがあったわけで、言葉さえ唱えれば、そうなれるわけではやはりないです。
そこがわからずに唱えてもただの意味をなさない言葉なんですよね。
やっと違和感の訳が分かりました。
気付いている人は気づいてるのですが。
:::追記:::
そして「ぼのぼの」と言えば、私にはこれしかありません。
いがらしみきおさんの描く漫画です。
スピに通じるんですよね、この世界観と空気感が。
(また、思いついたら本の紹介もしますね)