「ねぇ、脚の長さ比べようよ」

「〇〇ちゃん脚長ーい!」

「なんかきぃちゃんの脚太くない?」

「本当だ!」


突然ですがこの会話、誰の会話だと思いますか?


実は、幼稚園児同士の会話です。幼稚園で周りの子と脚の太さを比べたことがあり、そのことは何故かずっと記憶に残っています。まだその時は太りたくないなどの気持ちはなくそれほど気にしていませんでしたが、「脚が太い」と言われたことはずっと覚えているのです。

ちなみに私は太っていたわけではなく、ただ身体が大きかっただけでした。身長が大きいから体重もしっかりあって、身体つきもしっかりしていました。


今、大学で若者の心理状態について調べています。この私の幼稚園時代のことで思ったのは、幼稚園児でさえ脚の太さなど容姿を気にしているんだな…ということです。幼い頃から容姿に対するコンプレックスを抱いてしまう危険は十分あり得ると感じました。

テレビを見ても雑誌を見ても、痩せている人が賞賛され、太っている人はダイエットを勧められます。Instagramにもダイエット法の投稿などが多くあげられています。このような社会では、体型が気になるのも当然だと思います。

一応私は、摂食障害は寛解したとされていますが、今も自分の体型は嫌いですし、食べ過ぎると「絶対太った。嫌だな」と考えてしまいます。周りにいる同級生など、摂食障害ではない人も「痩せなきゃなー」などの会話をしているので、社会風潮が若者の摂食障害発症を煽っていると感じることが多いです。


今は、根性論が通用しない時代。

精神の不調を抱える方が増えている原因なども知りたいと思いました。

社会の固定観念を変えればいいと思いつつ、実は固定観念が強いのは私かもしれません。

生きやすい時代を作るにはどうすれば良いのか。難しいです💦