もう先月の話題ですが…。
『グスコーブドリの伝記』映画、観に行ってきました。
(公式サイトはコチラ 。主題歌情報も載ってます)
もともと宮澤賢治が好きで、このお話も地味目ながら何故か好きで、小学生の頃から何度も何度も読み返していたので、それが映画化!主題歌小田さん!!観に行く~!!!とあっちゅー間に固く決意したわたくし。
どうせなら子どもたちにも見せたい!賢治作品にもっともっと触れてもらいたい!!そして小田さんの音楽ももっともっと聴いてもらいたい~!!!
そんなわけで、強引に子ども二人も引率。←奴らは原作を読んだことありませぬ
映画は、原作を激しく愛する者の常として、いくらかフマンを持つのは仕方ないよねと自分を擁護するショボイわたくし。
たとえばもちょっとブドリがみんなのためになる仕事が出来て充実してるとことか、赤ひげにお礼に行くとことか。
そして何よりも、
ネリに再会させてやってくれや~~~(TωT)
って思ってさo(;△;)o
映画にはふんだんに幻想的なシーンが挿話されてましたが、原作をあらためて読み返してみると、色とりどりの沼ばたけの様子や、てぐすがぽろぽろ飛ぶところ、それに肥料を降らせるところでの、空が色々な色に染まるところ(映画にはなかったけど)など、記述がじつに幻想的☆
子どもの頃には気づかず読みとばしてましたが、あらためて映画で気づいたことでした。そういえば賢治は詩人だったのよね。
冷害で家も家族も失ったブドリが、自らの命を犠牲にしても守ろうとしたものは、家族がただフツーに、一緒に暮らせる幸せでした。
原作は淡々と終わってますが、これもあらためて読み返してみると、胸を突かれるものがあります。
再読させてもらって、映画に感謝!
そして、小田さんの『生まれ来る子どもたちのために』がかかるラストシーンは、切なくてよかった!
娘も読んでくれてます。
これがいちばん嬉しい
![]() 宮沢賢治全集(8)
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全集ほしいわ~。