近頃緩んで糖質を食べてたら、食べまくっていたとは思いたくないが、足が攣った。

イテテテテ。

 

それも両足、しかもスネとふくらはぎの両側。

 

片足なら、片方の部位ならまだしも、全方位痛くてどうして良いかわからない。

身体ここに極まった。

 

やっとの思いで復活したが、深く反省。

そういえば自分にとっての究極のスコンを見つけたいと溜めに溜めたレシピを片端から作って毎日食べてた。

夕食後のチョコレートも習慣化してた。

更にさつまいもだの、小豆だの。

そりゃ、なるわ。

 

プロテインとか飲んでるから、サプリメントも飲んでるから大丈夫と油断してた。

でも、糖質はビタミンBとマグネシウムを大幅に奪う。

マッチポンプの状態だったのかも。

 

図書館で借りた糖質疲労という本を読んでる。

作者の山田悟さんは北里大学糖尿病センター長。

でも、彼もギリギリ生還組。

 

だって、血圧140とか、血糖値ヤバかったとか、糖尿病の権威なのに。

それで最初にやったのはカロリー制限。

昼は蕎麦だけ、とかやってても体重は減らないし、お腹が空きすぎて夜中にアイスを食べるという暴挙も。

分かる、分かるよ。

 

で、いよいよどん詰まりになって、アメリカの文献を読んで糖質制限に舵を切る。

結果、体重減、血糖値も血圧も安全域に。

ということでせっせと布教すべく、御本を書いているわけで。

 

この方は16時間断食とかは、否定的。

開けば開くほど、次の食事の食後血糖値が瀑上がりすると警告してる。

とにかく3食、それも肉にバターにオリーブオイル。

高脂質、高タンパク食をご推奨。

 

でも、他の方と違って、1回の食事につき20グラムまでの糖質は摂っていいよというロカボのお立場。

というか、ロカボという言葉の生みの親でござんした。

 

朝の果物は駄目、とか、やたらと宣伝してるドリンク剤は危険とか、改めて復習しているけど、そうだよね。

 

この方の朝ご飯ときたら、卵3個を使ったチーズオムレツ、オリーブオイルをたっぷりかけたツナサラダ、バターたっぷり塗ったブランパン(これが糖質)、無糖高脂肪タイプのヨーグルトに人工甘味料を入れて。

更にナッツと生クリーム入りのコーヒー。

 

いくら休日の朝ご飯と言っても、凄くない。

こんなに食べたら動けなくなりそう。

でも、これで体重が減って眠気もなくてパフォーマンスが上がったなら万々歳。

 

で、玄米だろうとなんだろうと、糖質は糖質だよとか、低GIが良いとは一つも言ってないし、スムージーが悪いと言わないが、糖質まみれは駄目だよ、とか。

糖質制限をしてる身としては、いちいちご尤もな内容だった。

 

で、ワタシはそこまで分かっててどうして糖質に走ったか。

と言えば、自分の残り時間を考えて、ちょっとだけ好きなもの、つまり糖質を食べてもいいじゃんか、と思ったせい。

で、覿面にカラダに復讐されたわけ。

 

以前読んだ群ようこさんの著書に、甘いもの冷たいものを食べ過ぎて体調を崩した時に漢方薬局を紹介されて、甘いものを極力辞めてタンパク質をきちんと取る食事にしたら体重も減って快適になったは良いけど、その後甘いものをちょっと食べてもすぐに体重に反映され、しかも体調も悪化するように。

 

問題はほんの1キロでそうなっちゃうということ。

以前は2,3キロ増えてもどんよりしつつそのままの日常だったのに、カラダがすぐに反応して具合を悪くする。

健康になればなるほど、その締付けが厳しくなる。

もうちょっと緩めてくれよ、と思うのだけど、快適の幅が極端に狭くなって自堕落なことは全く出来ない身になってしまった、とお嘆き。

 

コレも分かる、分かるよ。

ワタシも高タンパク食で低糖質の暮らしを始めてカラダは整ってきたけど、今回のようにちょっとだけね、をズルズルするとあっという間に反撃される。

両足だもんね、しかも両側。

もうなりたくないから、糖質減らす。

 

辞めるとまでは言ってない。

山田先生もそこまで思い詰めなくて良いですよ、と仰っておられるし。

 

でも、調味料にだってそこそこ糖質が入ってるしなあ。

今はどこのメーカーでもコレ1本で味が決まるというめんつゆの延長の商品がこれでもか、と出てきてるけど、昔はワタシも常備してました、創味のめんつゆからヤマキヤマサにニンベンに。

店に並んでる一通りは試して、常備してた。

 

でも、成分表見て辞めたんだ。

凄い糖質だもん。

それにね、自分で作って思ったけどあの値段でどうして作れる。

 

酒とみりんと醤油と鰹節。

同量入れて煮立てると半分近くに減っちゃう。

濃縮だけど、料理に使うとあっという間に無くなる。

無限に出し殻は出来るし、しんどくて辞めた。

お金も凄くかかった。

 

今は水出汁さえ作らない。

なるべく調味料は単純にしてる。

でないとどんどん味が濃くなるし。

 

何年も高タンパク低糖質の暮らしをしてて、気付けば買い物だって肉魚と野菜のコーナーしか行かなくなった。

でも、ちょっとだけ、と寄り道するとカラダが怒る。

はい、駄目でしたね、反省します。

 

せっかくお金をかけて掴んだ健康。

楽に流されて失ってなるものか。

スコンはまだ砂糖がうんと少ないから、と思ってたけど、連続は駄目だった。

食べる時はせいぜいバターをこんもり乗っけて食べる。

ご推奨のブランパンは好きじゃないもんね。

 

今日も読んで下さり、ありがとうございます。