相変わらずの腰痛で、イテテ、イテテ、と庇いながら動き回ってる。

今更ながら、腰痛持ちの皆さんの苦労を知ったような。

 

それでも背中が伸びるようになったので、少しずつストレッチもして回復に努める。

カラダって精妙だから、一箇所ずれるとガタガタと崩れてく。

まるで積み木みたい。

 

そんな危ういバランスを取っているとはつゆ知らず、やりたい放題した結果だから自分が悪いんだけど、たしかに年をとると思ってたことと体の動きが違う。

で、転けました、と。

 

ただ若くてもなる時はなるから、あんまり落ち込まず気長に治そう。

幸い春に向かってる。

暖かい気候はカラダにも良いはず。

寒暖差だけはキツいけどね。

 

もうあと2週間もしたら桜が咲くんだ。

ここ数年、ちゃんと見てこなかった気がする。

桜どころじゃなかったというのが本音。

でも、今年はちゃんと見よう。

それこそ残り時間を気にしないといけない年齢だから、一期一会の重みが違う。

来年があると思うな、と出会いを大事にしていかないと。

 

料理の本を見る時、昔みたいにキレイなものより少ない材料で簡単な工程でしかも美味しそうな料理が載っている、というのじゃないと食指が動かなくなってきた。

ただ見るだけなら図書館で借りて楽しむんだけど、実際作るなら簡単が一番。

 

今年は自分がよく作るお菓子や料理を1冊のバインダーにまとめたい。

今までもそうやって作ったのが5冊もあるが、実は食べて美味しかったものと見て美味しそうと思ったものが全部書いてあり、しかも紙を惜しんでギチギチに書き込んだから本当に自分が作りたいものに辿り着けない。

 

これはなぎまゆさんの片付けの本にあった絶対使うものと保留のものを混ぜるとグチャグチャになって手に負えなくなる、というのを地で行った結果。

今回は1品につき1ページ、それも表裏じゃなくてコピーのように表だけ。

それでも今作ってる料理やお菓子について言えば多分大丈夫なはず。

 

どんどん簡単なものしか作らなくなってる。

ビスケットだって、くり返し作るのは数種類。

ケーキ然り、パイも然り。

 

料理も当然同じ傾向で、しかも更に高みを目指してる真っ最中。

いかに楽に有り物で飽きずに作れるか。

片付けも楽か。

そういうのばっかりになって寂しいとかより、負担が減ってひたすら嬉しい。

 

だからこれからもそういう本を見つけてしっかり基礎を叩き込む。

理想は本を見ずに作れるようになること。

だからあれこれ調味料が要るものとか、大さじ小さじという表記はパス。

お菓子はそれやっちゃうと悲惨なことになるからしないけど、それでもなるべく単純な昔ながらのお菓子に限定して、華麗なお菓子は外注で。

 

物を減らしまくったおかげで今や掃除は半オート。

自分でもあんまり意識せず、雑巾がけや箒を操ってる。

これなら多分ボケても体が動けば何をしていいか分からない、と途方に暮れることも無いとは言わないが、減るだろう。

そうやって自分の体力能力の限界に合わせて生きていくつもり。

 

ノート1冊くらいの料理が出来ればきっとこの先も大丈夫。

もちろん今ある本は基本手放すつもりはないけど、その中でもお気に入りだけを愛情込めて書き写す。

ホントはそのものを切って貼って、が楽だし写真とかもあるから良いのかもしれないけど嵩張りそうだし、本の形態も違うから返って見辛そう。

地道に自分だけの料理ノートを作ってシミだらけにするまで作り倒そう。

 

ちょっと腰が痛いだけで意欲が減退。

動けるし、用も足せるし、でもモチベーションが下がる。

今日より明日は年寄りだからくれぐれも自分を過信せず細く長く生きていかないと。

 

今日も読んで下さり、ありがとうございます。