先日立ち寄ったカフェで、後ろから聞こえてきた2人の女性の会話…。

盗み聞きするつもりはなかったのだが、妙に納得したので忘れないうちに書いておこう。

A子さんは婚活中。理想の男子がいないと嘆いていた。

既婚者らしきB子さんはこう言った。

「理想の男子なんているわけないじゃん。いたとしても、そんな完成された人は大抵売約済みよ。

理想の男子がいなけりゃ作るまで。

そのポテンシャルがあるかどうかを見極めるの」

B子さんの旦那さんについて様々な話が聞こえてきたが、総合するとこうだ。

・優秀だが地味な出身大学だった旦那さんに大学院進学を勧め、見事有名大学大学院卒に仕立て上げた

・上場企業に勤めていた旦那さんを、本人の長所を活かせていないと独立を勧め、見事小さな会社の社長にした

・料理が苦手なB子さんは、旦那の手先の器用さを褒めまくり、見事すすんで料理をする夫に仕立て上げた

・恋愛時代に比べると結婚後にはどうしても良いところに目が行きにくくなるので、その日あった「相手に対する感謝したい点」という交換日記を毎日つけている

・旦那さんの衣服はすべてB子さんが見立て、必要あれば髪の毛や洗顔などもやってあげて、仕事相手への印象を上げる努力をしている

・大きなビジネスの際には「何を言うか」まで2人で予行演習する

結婚相手に、これらが出来るポテンシャルとそれを聞く素直さがあるかどうかを見ていたのだそうだ。

B子さん曰く

「結婚は完成品を購入するのではなく、素材を購入する」のだそうだ…。

 

男は女にそのようなアプローチが出来るだろうか…

やっぱり男は女に勝てない。