こんにちは。
空町ふゆこです。
ある駅で切符を買おうとしていたら、
ある初老の男性から「買い方を教えてもらえませんか?」
と声をかけられました。
周りに駅員さんの姿も見当たらず。
そしてその初老の紳士はICカードを手に握りしめていました。
そのICカードを使って券売機をどう操作するのかわからず困っていた様子でした。
「いいですよー」と言ったものの、その自動券売機いの画面は私にも難解で、結局窓口を案内してしまいました(・_・;。
最近のいろいろな新しい機械って、使う側に難しいと感じます。
みなさんはいかがですか?
飲み物の自動販売機も、見た目オシャレなんだけれど
「ええっ、これ、ボトルの写真??どーすればいいの?」
って戸惑い、結局買うのをやめてしまう。
そうそう、先日象徴的なことがあったのでした。
自転車保険がもうすぐ切れるので、更新手続きしてください、というメールがきていました。
私はその保険を継続したかったのでパソコンで操作を行ったのですが、途中でわからないことが出てきて困ったので「お客様センター」へ問い合わせメールをしたのです。
できれば他の方法での手続きにできないか?と。
そしたらメールの返信内容は、マニュアル通りなんだろうなと思われる、私にとって何の解決にもならないものでした。
それなのに、何度も更新手続きの催促メールだけは来るのです。
私はそのまま失効させ、他の会社の保険に加入しました。
そんなことに出くわすたびに「これって誰のための機能なんだろうか?」と思う。
それって、お客さんという使い手側ではなく、サービスを提供する会社側なんでしょうね。
使い手にとってとっつきやすく、やりやすさを体現した機械ならばもっと利用するのにな、って思うんです。
これから先、多くのことが人ではなく、機械になっていくのでしょう。
それ自体は悪くないと思うのですが、
それを操作する人間を想像してくれた上でのものであってほしい。
そんなふうに思いました。