こんにちは。
空町ふゆこです。
仕事先でよく話してきてくださる方がいるのですが、
昨日も同じセリフを聞きました。
「私、多分評価されていないんだと思う」
ふと気付きました。
彼女はもう３年も同じセリフを言っている、と。
就きたいポジションがあり、それをずっと３年間待っているのです。
でも、毎年、違う人がそのポジションに就きます。
いつもはそんな願望があることなど見せない爽やかさで人気者。
その責任あるポジションに、年齢的にも職種的にも就いて当然なのに
そのチャンスがまわってこないのです。
それは、受け身だから。
ただ待っている。何も意思表示せず、爽やかに待っている。
彼女がそれを期待しているなんて、誰も真剣には知らない。
彼女も真剣に言ったことがない。
なぜ？
試しに聞いてみました。
「そのポジションで何ができる？」
そしたら、
「わからない。私、何ができますか？」
仕事は報酬という対価が発生します。
そのポジションを遂行するのに自分にはどんなビジョンがあり、
自分の職種の強みを生かして具体的に何ができるのか、
それをまず自分がしっかりと捉えないと、
待っていてもそれはプレゼント的に降ってはこないんですね。
明確にビジョンを持つ。
自分は何ができるかを知る。
軸ができる。
他人は軸のある人間に信頼を寄せます。
そして、遂行できた時、対価にふさわしい仕事と成りえます。
不満を一人で抱えての３年は、とってももったいない。