中島みゆきさんの『宙船』
このアルバムに収録されています
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ララバイSINGER
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迫力のある歌い方も好きですが、歌詞がとても意味深い。
「その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ
おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな」
”消えて喜ぶ者 ”にはもちろんまかせたくないですが、
そうでなくてもと思うのです。
自分という船は自分で漕ぐ。
自分のための航海をするために。
でも、自分の船のオールを他人に持たれている場合って
けっこうあるんじゃないかなって思います。
常に、っていう人もいれば、
仕事に関して、っていう人もいれば、
ある瞬間ではそう、って人もいるのではないでしょうか。
例えば、ある言葉を言われて気分がマイナスになって
意欲的に取り組めなくなってしまった
なんて時期があったら、それはその時期だけでも
自分の「気分」を、相手に左右されてしまったということ。
オールを奪われて、行きたくもない暗い海へ漕いでしまったりしてしまう
。
しばらくすると気分回復していつもの自分に戻る。
「あんなの、なんで気にしてしまったんだろう〜
」
なんて、我にかえる。
オールを取り戻して、針路を元に戻したのですね。
そんなことが、日常の中ではちょくちょくあるんじゃないかな、って思います。
他人の言葉にあまりにも左右されてしまっているなあと感じた時には、
「自分の行きたい海は、こんな暗い海じゃないぞ」
と針路をもう一回確認し
、
明るい海へ漕ぎ返すべく![]()
自分の手でオールを握りたいものですね。
