CFW とは、「Custom Firmware(カスタムファームウェア)」の略で、公式 FW
を基に作成された改造 FW のことです。公式 FW の機能に加え、独自の多彩な機能を使用することができます。
CFW を生み出し、現在も作成されているのは「PSP ハック界の神」と謳われている Dark AleX 氏(M33 Team)です。そのまま自作アプリが起動可能な FW1.50 の"最新のゲームを起動できない"という弱点を克服し、さらに便利な独自の機能を追加した CFW を生み出した彼の功績はすばらしいです。
主な特徴
- ベースとなった FW の全ての機能の使用可能
- 自作アプリの起動可能
- エミュレータ が起動可能
- UMD ゲーム/ビデオのリッピング(吸出し)が可能
- コピーゲーム(ISO/CSO) が起動可能
- USB接続で flash0/UMD にアクセス可能
- VSH MENU 搭載
- リカバリーモード を搭載
- CPUクロック数(PSPの処理速度)を変更可能
- プラグインによって多彩な機能を追加可能
- XMBの改造(アイコン/波形/フォント等変更)が可能
- ネットでの認証なしで WMA/Flash Playerの有効化が可能
導入方法
さまざまな方法がありますが、大きく分けると2つです。
- FW1.50 に DG し、CFW を導入する。(PSP-1000 のみ)
- Pandora's Battery というツールを使用し、直接 CFW を導入する。
※導入の際の注意点
現在出回っている PSP の中で TA-088 v3 (出荷時 FW4.01 以上のもの)の基板
は CFW が導入できません。
また、TA-088v2 基板は DCv6 以上を使用しなければ CFW を導入できません。
以上です