うちの近くの小さな川の土手は、野草の花盛り……これは、スカンポ、あるいはスイバと呼ばれる草だそうです。しかし、イタドリもすかんぽと呼ばれるらしいのでややこしい……この草は、またギシギシとも呼ばれるそうですが、英語名はソレル(Sorrel)。うーん、日本語名はどれもおもいっきり野草ぽいですが、英語名は優雅? そういえば、スタンダールの『赤と黒』の主人公の名前がジュリアン・ソレル(Julien Sorel)でしたが、なにか関係があるのかな?(Rが一個少ないですが)ちなみに、学名は、Rumex acetosaというそうです。なんか、うわついた感じの細かい微妙なオレンジが立ちあがってる様子がちょっと印象的……



で、おつぎはスズメノエンドウ。カラスノエンドウというのもありますが、それよりさらに小型なのでスズメ……英語名はHairy Tale(毛深いシッポ?)あるいはTiny Vetch(小さなソラマメ)。学名はVicia hisutaというそうです。この草は、密集具合がなんともいえずいい感じで、よく見るとかなり複雑……いろんな緑が見えます。先端がくるくるっと巻いているのがかわいい。葉っぱもちょこちょこっと並んで律儀です。この草は、ユーラシアからアフリカまで分布しているようで、けっこう国際派。



つぎはこの写真……なんですが、まんなかのピンクの花はなんだろう……シロツメクサはわかるのですが……この時期、土手は、小さな花の見本市みたいです。寒い冬が終わって、お日さまが充分に照って、雨も降って……みんな、一斉に各自の花をつける……見ていると、なんかけなげというか……しかし、これから急速にいろんな草が伸びはじめてあっというまにジャングルに……すると、人間が草刈機をもってきてガーッと大量虐殺……この土手も、あと数週間で全部刈られてしまうでしょう。でもまた、すぐ伸びる……少しずつ種類を変えながら、季節はいつのまにか移っていきます。自然って、ふしぎですね……