御茶目新聞_08 
2014年(平成26年)5月20日(火曜日) 
世界御茶目新聞社 名古屋市中区本丸1の1 The Ochame News
今日のモットー ★……
 
名古屋城石垣にビール瓶
天守下に20本!

名古屋城の石垣の隙間に、ビール瓶がささっているというので話題になっている。場所は、天守閣の北側の石垣で、ここは、名古屋城築城当初からの最も古い部分とされているが、その石と石の間に、なぜかビールの大瓶が何本もさしこんである。
イタズラ?とも思われるが、場所が場所だけに、ちょっとした出来心ではこんな作業は不可能。かなり深い内堀(水はない)の向こうの、高さが20mもある石垣の中程で、内堀から足場を組んでやっと届く場所。ドラエモンのタケコプターでも使わないかぎり、だれにも見つからずにこんな芸当はできそうにない。
実はこれ、ちゃんとしたお役所の「仕事」。名古屋城総合事務所の学芸員の市澤泰峰さんによると、名古屋市が、10年くらい前から「石垣のはらみ」を測定するために行っているとのこと。石垣が、圧力で外側にせり出してくると、隙間にさしこんであるビール瓶もせり出す。その様子を目視で確認して、「石垣のはらみ」の危険度を測定しようということなのだが、いかにもアナログ?で、現在では、測量機器を使う測定にきりかえられているという。もはや「ご用済」のビール瓶だが、取り外されることもなく、「名古屋城石垣のナゾ」として、ネット上に話題を提供することとなった。

河村名古屋市長の談話(ビールがうみゃー……♫)
ビールがうみゃー季節にちょーどえー話題だなも。本丸ゴテンもできたことだし、みなさん、名古屋城、きてちょーよ!!

ABソーリの談話(あいかわらずやのう……)
まァ、ナゴヤだからねェ……
全国の良い子の城主のみなさんは、こんなことマネちゃあだめよ。

写真のキャプション
名古屋城
ぐさっ
20m
空堀

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御茶目新聞の記事は、「ウソ」が基本ですが、これはホントのこと。最近、テレビ朝日の「モーニングバード」でもけっこう濃厚にやってました。
それにしても、「石垣のはらみ」を測定するためにビール瓶をさしこむなんて、どなたが考えたのでしょう……テレビ朝日の報道では、各地のお城にきいてみたけれど、ビール瓶をさしこんでいるのは名古屋城だけだったとか……ただ、これに似た方法は昔からあったのかもしれませんね。たしかに、隙間になにかさしこんでおけば、石垣のはらみが増せばせり出してくる……それにしてもビール瓶とは……いかにもナゴヤらしいといえばいえるのか……まあ、銘柄が「カブトビール」とかだったらもっと面白かったかもしれませんが(銘柄は不詳)。

石垣って「はらむ」の?? ということなんですが、調べてみますと、江戸時代初期に建造された名古屋城天守も、140年後には天守台の石垣が「はらんで」、天守閣本体が傾くまでになったそうです。それで、宝暦2年(1752)から4年がかりで石垣の積み直しの工事を行ったそうですが、このときは、なんと、天守の建物を残したままでやったんだとか……江戸時代の建築技術って、すごかったんですね……当時の設計図と仕様書が今も残ってるので、その様子が細かくわかるそうですが……なるほど、そういうことを考えると、この「ビール瓶」もけっこうだいじな役目をはたしていたということなんですね。まあ、それにしても「なんでビール瓶なの?」というひっかかりは残る……世の中、いろいろ面白いですね。