今日のemon は、柄の部分が2重になっていて、スライドさせると中の芯棒が繰り出されて長さが倍近くまで伸ばせる携帯用の孫の手です。縮めた状態では全長21.7cmくらいなんですが、外筒に入った芯棒部分を伸ばすと、全長34cmになります。最短にした状態と最大に伸張させた状態で安定するので、途中の長さでは、使えないことはないけれど軸がちょっと不安定な感じです。通常の孫の手がだいたい40cm前後なので、これは、不通の大人が使う場合には、最大伸張状態でしか使わないということでしょう。分解はしていませんが、仕組みはおそらくこんな感じ……
これ、百均で買ったんですが、重宝しています。以前、背中がやたらに痒くなったときがあって、そのときは車の中にも仕事先にも持っていきました。信号で停まるとピッと伸ばしてサッとさしこんでぼりぼり……外筒の塗りもはげてきましたが、けっこうお世話になりました。手の部分は、普通の孫の手の半分くらいしかないんですが、大きさはこれで充分。むしろ、ピンポイントで使えて、フィット感があっていいくらいでした。百均おそるべし……
携帯用の孫の手って、ほかにどんなのがあるんだろう……と思っていろんなサイトを見てみましたが、だいたいが、折り畳んであるのを開いて使うタイプか、あるいは私のみたいにスライドさせる伸縮式かのどちらかでした。それで、特許公報を見てみたんですが、携帯用ということでは、結局この2つのタイプに集約されるようです。ただ、他にも面白いものがいろいろ見つかったので、ちょっとご紹介を。ちなみに、これらは特許庁の電子図書館にアクセスすればだれでも見られます。
Aは2つの孫の手を中央で回転できるようにしたもので、要するに、二カ所が同時に掻けると……しかも、幅が変えられるので、広範囲に対応可能であると……さて、これを使いたいと思う人がいるのかな?……ボールが付いているところをみると肩タタキ兼用なんでしょうが、両肩同時に叩けるってことでしょう。こっちの方が用途がありそう……Bは、孫の手+耳かきです。これは、ちょっと両者のサイズに差がありすぎ……でっかくすれば耳かきとしてはすこぶる使いにくいし、小さくすれば孫の手としては使いずらい。スライド式で伸縮できるので、小さく作ることを考えているんでしょうが。Cは電動孫の手。要するに、先端が振動するのでわざわざポリポリやらなくても当てるだけでいいってことですが、もしこれを買っても、みんな必ずポリポリやると思う。ある意味、ポリポリやるのが快感?なんじゃ……??
日用品の特許公報は、笑いの宝庫です。仕事で疲れたときなんかに、リラックスに最適。よーこんなもん考えるなーというものが次から次に出てきます。みんな、「よっしゃ!これ、売れるで!」という鼻息で出願されたもんなんでしょうが、果たしてそのうちどれだけが……で、一句。
おもしろうて、やがてかなしき特許かな……オソマツでした。


