今日は終戦記念日 | soradayoの雑記Blog 

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再婚と同時に同居生活。
介護を終え二人だけの生活になりました。
シニア生活を楽しもうと思います。

戦争体験談、聞いたことある?

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あるある。まだ義父母が元気なころ、毎日のように聞かされてた。(笑)
 
※ 義父の場合の戦争時の部隊の話です。
             (96歳)
貧しい生活から脱出するため16歳で陸軍士官学校へ兵隊志願し入隊したようです。
で、二年過ぎた頃、中国北部に騎馬隊として派遣され、騎馬隊長とし戦線に行ったとのこと。
戦争中は食べ物が無く飢えと冷えで死にそうになったとも言ってました。
中には飢えに耐え兼ね・・・死体から肉を剥ぎ取り食べてた人もいたとか。
今なら残酷ですけど・・・戦争中は死ぬか生きるかだったのでそんなことは考えてられなかったようです。
冬になると、マイナス気温になるので、兵隊服だけでは寒く凍えてしまうので。
死体から服・靴下・靴など持っていたものは全てはぎ取ったとか。
仕舞には・・・川に沈んでいる死体からも衣服を剥ぎ取り着るしかなかったと。
騎兵隊なので、遠くを見るのに双眼鏡で見るのだが、数十里の先が見えるよう、現地の目の良い子供を捕虜にし。
馬の上に乗せ自分の前に置き遠くを見させてたとかも。(この子は最後には逃がしたようです)
部隊で盗難が相次ぎ、真相を探り突き止めたら、某国の人々が兵隊達の隙を見て盗んでいたとのこと。
気が付けば、自分の靴が無いと探し回るが。部隊の人に。
泥棒市場へ行ってみろと言われたとか。そこには自分の靴の片方が値段をつけ売られてたらしい。
返せと言っても、自分の物だと言い張り解決しないので、金を出し戻したなどとも聞かされた。
昔の某国は貧しさゆえに、戦争で亡くなった人から物を取り、そこで売って生計を立ててたようだと聞いた。
ある時、部隊の人たちが日本を思い出し天ぷらが食べたくなり、どこからか油を持ってきたらしい。
その持ってきた油(盗んだ)で粉をまぶし食べれる野草を天ぷらにしたらしい。
そうしたら、部隊全員が下痢。
この油は何だろう?と思ったらしいが。ある兵隊が近くの民家から盗んだもので、ロウソクを溶かした液体だったらしい。
部隊全員苦しみだし、亡くなった人も居たそうです。
ケガをし動けなくなった人を・・・見殺しのように置いていったそうです。
某国には女部隊というのが居て、その動けなくなって死を待つばかりの人を助け、部隊で介抱し女天国で元気に帰還した人も居たそうな。
義父は終戦後、その人に会い、びっくりしたそうです。
なぜか?それはもう助からないと思って置いてきた人が戦後数年過ぎたころ会ったからだそうです。
そして、あの時の状況を聞き、助けられ今ここに居ると。
戦地から帰るときも大変だったらしい。帰る船に数か月乗れなかったと。
命からがら帰ってきたと。
 
     この絵は、義父さんの若いころ満洲国の草原を騎馬隊長とし活躍してた頃だそうです。
※義母の話。(88歳永眠)
義母は看護婦の見習いをしていたようです。(そこで爺と会う)
当時、住み込みの見習いをしていて戦争が始まり、神戸攻撃があったようです。
戦争で苦しみもがいてる患者さんを見習いとして、毎日・毎日、包帯・シーツ等々手があかぎれになるほど行っていたそうです。
空襲警報がなり患者さんをどうにかしないといけないと思い。
看護婦さんたちを右往左往していたら、爆弾が投下され病院がめちゃくちゃになったそうです。
がれきの中にうめき声・・・助けられる人は助け。目の前に苦しんでいるが・・・がれきの中でどうしようもなく・・・の人も居たと。
身なりなど気にしてる暇もなく、傷ついた人達の看護をし、自分がどうなってるのかも忘れて助けてたと言ってました。
もう~地獄絵だったそうです。
爆弾投下で破壊された病院の医院長家族は・・・亡くなられたとのこと。
その後、途方に暮れえった義母は、昔お世話になった先輩から声がかかり、日赤に勤めるようになったようです。
そこで義父さんと運命の出会いがあり、爺ちゃんが告白というか?
爺曰く婆さんが強引に田舎へ連れてたという。(笑)
それでメデタク結婚したらしい。がっ!
義父さんには、訳があり育てられた祖父母が居り、亡くなるまで面倒見たそうです。
義母さん高知女やから意地があったらしい。
面倒見てやるわぃ!と啖呵を切ったとか。(笑)
以上、私が二人から聞いた貴重な体験。戦争時と戦後の話を書いてみました
 因みに。私の叔父さん。生きてたら100歳近いと思います。
南方洋で戦士したと祖母が言ってました。
小さな骨壷の中には勲章だけ入ってました。
小さいとき白い壺が気になり開けたら叱りました。
もう~戦争なんかするな~!
忘れさられた戦争。
また再び起こしてはならぬ。