こんにちは、めちゃくちゃご無沙汰です。

どんな久々か💦💦

ワードプレスに、アート活動の記事は
お引越しして、ちょっとしんどいうえに、
展示会なんかも初経験して、バタバタ
だったのもあり…

にゃんずの徒然投稿はSNSがやっとでした😅

展示会は終わったとはいえ、また次の展示会
の制作と、にゃんこのオーダー制作に
追われております💦


今日はそれでも急に書くことにしたのは…

リッキー王子の命日、二回忌だから。
ちょっと切ない、でもなぜ今、そらとくららが
いて、私は絵を描いているのか…
亡くなったリッキーが教えてくれたもの
のダラダラ書きですので、
お暇があれば是非読んでください。
ペットロスに悩む方にも参考になればと
思います。




スモークグレーの長毛が美しいにゃんこ、
リッキー王子は、推定2歳、我が家に来て
8か月で突然逝ってしまいました。


猫が飼いたくて飼いたくて
それが目的?というくらいの勢いで
分譲マンションを買った私。

ほぼ1年経って落ち着いたのを見た友人が
譲渡会あるから来なさい、ええ、今から。
と半ば強引に誘ってくれたのが出会い。
当時土日仕事だったんですけど、
ものもらいがひどくなって血が出ていて、
疲労もあるので、会社休めと言われて
休んでたのに笑笑

そこで出会って一目惚れ。
独身一人暮らしの私は、本来なら
条件的に厳しいのですが、友人の強力な
コネのおかげで我が家へ来ることに
なりました。
(我が家の猫仕様ぶりと、環境の良さ、
情熱で説得してくれたのもありますよ😅)
なので、実際、リッキーを連れがてら
環境確認と面談したところ、
保護団体の方も、一人暮らしの方への
偏見も無くさなきゃね、と喜んで託して
くださいました。





リッキーが、「王子」と呼ばれるのは?
友人が言ったこんな言葉から。

「この子、孤児院で育ったけど、よく調べたら
王子だった、という物語みたい」と言った事から笑笑


リッキーは、野良猫でTNRでさくらねこに
なりましたが、あまりの人懐っこさに、
ボランティアさんがこのまま野良にしておくのは
危険と判断して、連れて帰ったんです。
グレーの長毛がとてもキレイで、
人慣れしているのに野良…
でもリッキーには、ハンデがありました。
お手手の指が一本しかなかったのです。
なので、

リッキーが、「王子」と呼ばれるのは?
友人が言ったこんな言葉から。

「この子、孤児院で育ったけど、よく調べたら
王子様だった、という物語みたい」
そこから私の周りではリッキーを王子と
呼んでました😂




リッキーは、野良猫でTNRでさくらねこに
なりましたが、あまりの人懐っこさに、
ボランティアさんがこのまま野良にしておくのは
危険と判断して、連れて帰ったんです。
グレーの長毛がとてもキレイで、
人慣れしているのに野良…
でもリッキーには、ハンデがありました。
お手手の指が一本しかなかったのです。
なので、
ボランティアさん曰く、
この子はもしかしたらブリーダーに捨てられた
可能性があるね、と。



許せませんでした。
そんな事ある??

リッキーと出会って、保護猫や保護猫活動を
してくれている方々、ブリーダー、ペットショップ…
色々勉強するきっかけになりました。

リッキーは、指一本なのでガニ股なんですけど
先が尖ったブーツ履いてるみたいで
可愛くて😊✨✨


お風呂もいつも一緒。




食事も一緒に付き合ってくれる王子様🤴






時々あっかんべー👅






ワイン会も付き合ってくれます(^^)
皆んなのアイドルに😊
知らない人もお触り放題✨✨





ママどこ行くの??
僕も一緒だよね🎵




おすまし✨✨





がびーん😳





気付けばこんなゴージャスかもふもふ
イケメンに✨✨



ある日、呼吸が荒いことに気付きました。
母に相談しましたが、猫なんかそんな簡単に
病気にならないわよ、あんた神経質過ぎ!!
と叱られ…そうかな…

でも翌日ちゅーるも食べなくなって慌てて
病院へ連れて行きました。
近所の新しく開業されたところでした。

熱がありますね、と解熱と水分補給の点滴、
ステロイドの注射をうち、帰りました。
すると、みるみる元気に。
食欲も増して。

念の為に翌日も病院に行き、同じ手当てを
しましたがリッキーは元気に見えました。
熱はまだありましたが昨日よりは
下がっていましたし。
先生も、明日は休診なので、体調イマイチなら
お薬飲ませてくださいね、とステロイドの
錠剤を1つ、貰いました。

そんなもんかー、と思いました。
元気そうだし、先生も緊急度の高そうな
お話もせず、ただ、休診明けにまだ
熱が下がらなかったら、その時に血液検査
しましょうね、と。



でも、翌日の休診日にリッキーは亡くなりました。
私が、買い物に出掛けて、水分補給の為に
沢山のウェットフードや大好きなちゅーるを
買って、
「そうだ、絵をまた描こう。高校以来。
リッキーを描こう、リッキー待っててね♪」


玄関開けてただいま!!
リッキーは、玄関から最初の扉の向こうで
いつもお出迎えしてくれます。

でも出迎えたのは、息絶えたリッキーでした。


ここの描写はやめます。
ただ病院に電話したら、休診でも先生は
出たのですが…
顛末を話すと、奇形があったので内臓にも
奇形があったかも、という返答でした。

検査をしていないので、原因はもうわかりません。


後に、そらが病気になったとき、
ちがう病院に連れて行きました。
その時も先生は、多分大丈夫と言いつつも、
念の為に血液検査だけはしておきましょう、
と言って、その年の為の血液検査で、
そらの病気は判明しました。
その時、あの時、リッキーも血液検査
してもらっていたら…と思いました。
その先生を、責める気はありません。
ただ、病院選びを失敗した私のせいだな、
と後悔で再び泣き明かしました。
ごめんねリッキー、お願い、そらを助けて…と。



2年前の今日は、そんな悲しみにくれた
最悪の日でした。
動物を飼った事は初めてではありませんが、
自分の子として、一から育てた子は
初めてでした。
今までは、家族で迎え入れたウチの子でした。
私の子…
私は自分の子供を殺してしまったんだ…
しばらくはペットロスに苦しみました。
食べられない、仕事も転職したばかりなのに
ふとすると泣いていて、叱られました。
ハードな業界なのにフラフラでした。




リッキーが教えてくれた事。

2年前の今日、悲しみに暮れる私に母がふと、
剥製にする?こんな綺麗なリッキー、
火葬がツライ…と。

調べるとそれを扱う業者は数件存在しました。
価格は20万円程度でした。
さすがに母と、やっぱり結構するね、
どうしよう…と悩んでいました。

その時に、口コミとかだったか…忘れましたが
とあるコメントを読みました。
内容はざっくりこんな感じ。

「お気持ちはよくわかります。
でも、亡くなった子の亡骸を手元において
泣き続けるのはどうでしょう??
その子は幸せでしょうか??
亡骸を手元に置く為に大金を払う位なら、
保護猫の1匹でもお迎えして、新しい命に
お金をかける方がよほど亡くなった子も
報われるんじゃないでしょうか?
何より、飼い主さんも癒されるのでは?」

目からウロコでした。
リッキーの命の体験を新しい子に活かす…
保護猫を助ける…

他にも、ペットロスから立ち直る為に
保護猫をお迎えする事で、お世話に
奔走しているうちに、泣かなくなっていた、
という体験談を沢山読みました。

火がつきました。
保護猫サイトを見まくりました。

単純、と笑う友人もいました。

でも、この苦しみ、特に私はリッキーを
自分のせいで死なせたという気持ちが強かったので
何かの形で猫に恩返しをして
少しでも解放されたいという気持ちが
強かったのです。


そして、2年前の8/23にそらが、8/24にくららが
私の子になりました。
いきなりペットロスは治らないので、
泣きながら育てていました。
リッキー、私はこの小さな命を守れるかな?
でも、お前の死はムダにはしない、お前と同じ
保護猫のこの子達を幸せにするから許してほしい。
頑張るよ…


更にその半年後には、また別のご縁から
保護猫の里親を繋ぐボランティアさんに
積極的に協力する事になりました。
私は体力的な事や金銭的な事、マンション規約で、
預かりボランティアやTNRは出来ませんが
知り合いだけは多いので、微力ながら
保護猫の幸せに一役買わせて頂きたく活動
しています。


それから、私はねこの画家としての
第一歩もスタートさせました。
結局、ブラックな業界での仕事は
私の精神を傷付け、お勤めが難しい
状態にしました。

今はまだ、寄付したりするほど収入は
稼げませんが、いつか売上の一部を
保護猫の活動に充てられるようになれればと
思っています。
そして、何より、絵を描く生活は、
私をとても癒して精神的に快適です。


リッキーの残してくれたものはとても
大きく、私の人生を変えてくれました。


リッキー、ありがとう。
でも、まだ沢山涙が出るので、
リッキーの絵は描けないよ。
でも、保護主さんも待ってるし、いつか
必ず描くからね。

そして、そらとくららは、リッキーが
見守ってくれてるから元気だよ。
知ってるか笑笑