死産した息子のお骨を、和歌山県高野山無量光院さんにお迎えに行ってきました。


原因不明の前置胎盤剥離。36wでの緊急帝王切開。私も出血多量で死にそうでしたが、「ママは生きて」っと最後にお腹の中でとんとんと挨拶して、亡くなった優しい息子「爽空〜そら〜」

生きてたら、今年19歳。

20周忌になり、やっと私の心の準備も出来てきて、お迎え行ってきました✨


あの時は、泣きつかれ、途方に暮れいつ息子の元に行こうかっと考えてばかりいた😭

不妊治療で、流産を経て、3年後、弟を授かり、いつまでもお骨を家に置けない。

お墓もたってないし。

っと、いいお経が毎日聴ける無量光院さんにお預けに行ってきて。早11年。


法事をしてもらい、お経聴きながら涙が自然に流れた。


最後に住職さんから、こんなお話しが。

無量光院さんにお世話になりました


  • 『阿字の子が 阿字のふるさと立ち出でて また立ち帰る 阿字のふるさと』

という歌です。

【阿字】とは大日如来という仏様を表し、【阿字のふるさと】は大日如来のおられる清らかな世界、いわゆる『あの世』のことをいいます。

これは、「私たちの誰もが元々は阿字の世界にいて、修行のためにこの世界へ生まれ、そして再び阿字の世界に戻るのだ。」ということを詠んだ歌です。

一般的には人が亡くなると「あの世へ行く」と言いますが、この歌では「あの世に帰る」と表現されているのです。

つまり、亡くなった人とは再びあの世(=阿字のふるさと)で再会することができるということです。

愛する人とのお別れは悲しみの極みです。

しかしあの世は愛する人と再会できる場所なのです。

また会えるその日まで、私たちは今をしっかりと生きていかなければいけませんね。