私が歯科で働き出して半年くらい後だろうか。
Aというひとつ年上の女の子が入ってきた。

ひょうきんで小さくて可愛い子。
ものすごく気が合ったし、
仕事以外でも会ったりしてた。

ある日Aから誘われる。

ねぇ、私夜も仕事してるんだけど
一緒にやってみない?

私は簡単に夜の道に足を踏み入れることになる。
Aと一緒だし、そんな考えで。

それから私もAも昼は歯科、
夜はキャバクラで働くようになった。

キャバクラではお互いどんどん人気が上がり
セット売り状態で新規客から
どんどん指名を取っていく。

Aは歯科を辞めてしまった。
キャバクラ一本に絞ったのだ。

それから程なくして私も歯科を辞めてしまう。

その頃親はすっかり呆れ果てて
私を見放していたし
私も好き勝手にやっていた。