映画レビュー


~ 解説 ~

「Mr.インクレディブル」「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」のブラッド・バード監督が、ウォルト・ディズニーが残していた夢のプランに着想を得て手がけたオリジナル作品。「LOST」のデイモン・リンデロフが、バード監督とともにストーリー、脚本を担当。謎めいた「トゥモローランド」を知る男フランク役で、ジョージ・クルーニーがディズニー映画に初出演を果たした。



~ あらすじ ~

宇宙飛行士を夢見る17歳の少女ケイシーは、ある日、自分の荷物の中に見慣れないピンバッジが紛れ込んでいるのを見つける。ピンバッジに触れたケイシーは、テクノロジーの発達した未知の世界「トゥモローランド」に迷い込むが、ほどなくして元の世界に戻ってきてしまう。そんな彼女の前にアテナと名乗る謎の少女が現れ、「再びトゥモローランドに行きたければ、フランクという男を訪ねろ」と言う。このことをきっかけに、ケイシーは人類の未来をかけた冒険に出ることになる。





個人的な星ジャッジ
★★★★☆
( 4/5 )

なかなか面白い作品であり、ディズニーらしさが随所にちりばめられていた。ウォルト・ディズニーの描いた未来とは本当はこうなのかも知れない。映画のトゥモローランドは、パークのトゥモローランドのイメージ通りな部分(建物とかね)があった一方で、かなり科学的に発展した街(?)という印象もあった。(あっ、もちろんあのヤマもでてくるよ)

うわさのあのヤマ

※ウワサのヤマの前に建っている二本の柱、よーくみると、映画の写真にもそれっぽいやつが載ってるんだよね。


映画の感想としてはなかなか面白かった。ちょっと難しい(科学的な)面もあったけど、「チャーリーとチョコレート工場」の「テレビの電波が…」という話についていければ問題ないかも。この映画で学べること、それは…


イマジネーション(想像力)は知識よりも重要である。
(アルベルト・アインシュタイン)

アイデアは好奇心から生まれる。
(ウォルト・ディズニー)

最も偉大な発明家は誰か。
それは「偶然」である。
(マーク・トウェイン)

失敗したら
失望するかもしれないが、
やってみなければ運命は開かれない。
(リンダ・ゴットリーブ)

自信は、成功の第一の秘訣である。
(ラルフ・ワルド・エマーソン)

発見とは、
万人の目に触れるものを見て、
誰も考えなかったことを考えることである。
(アルバート・セントジョージ)

インスピレーションは
待っていてもやってこない。
こん棒を持って追いかけなければ。
(ジャック・ロンド)

アイデアの有効期限は短い。
すぐに手を打つべきだ

(アルフレッド・ノース・ホワイトヘッド)

※今はなき、ミクロアドベンチャーのプレショーエリアのモニターに映る名言より。




たとえそれは、0と1の固まりかもしれない。でも、そこにインスピレーションと想像力があればすべてを覆すほどのアイデアが生まれる。なんか、そんな風に考えられるようになる映画でした。柔軟性と冒険心をもって生きていこうと思います(話が大きいなw)。あと、ちょっと思ったのが若干音楽がビジョナリアムっぽいと個人的には感じたかな。



しかし、一方で「ちょっと…」という部分もあった。それは、だんだん話が飛んでいるような気がするということ。途中から製作に疲れちゃったのかな?的な印象があったのが残念。


でも、おもしろい映画なのでぜひみてほしいです。(わかる人にしかわからないけど、カワイイオーディオアニマトロニクス(AA)もでてきますよ)




今回は、映画に合わせてさまざまな特殊効果を利用して映画の中に入ったかのように演出する「4DX」でみました。

システムとしてはなかなかおもしろく、いいかなぁと思いますが、あくまでも普通の映画館ですから、送風機などがシアターにむき出しだったのがちょっと残念。また、送風機の音が映画の音よりも勝っちゃってる(大きい)のも残念。改良されるともっとより良いシステムになると思う。

ちなみに、座席も動くけど、思いの外動いてビックリだった(スターツアーズよりかは激しくないけどね)。

ワイルドスピードとかも対応してるので、ぜひ体感してもらいたい。



それでわ。


In the future, anything is possible.
(未来に不可能はないのさ)


そら