▶朝晩と頓服
初回に処方された薬は朝晩に飲むものと発作が起きたときに飲む用の頓服でした。頓服は「でかけるときに持ち歩くようにして。 薬があるだけでも気持ち的に楽になるから」と言われました。そして先生に「つらいときは無理に電車に乗らないこと。ダメだと思ったら降りっちゃっていいよ」「発作が起きて死ぬかもしれないと思っても絶対死なないから大丈夫だよ」とアドバイスをもらいました。当時私は車の免許を持っておらず、大学へ通うには必ず電車に乗らなければ通えませんでした。卒論を見てもらっていた教授や受けていた講義の先生にパニック障害の説明をし、融通を利かせてもらえることになりました。私は大学で心理学を専攻していたため、教授のほとんどがパニック障害などに理解のある人が多く、その面では救われました。また、同じ大学に通う近くに住んでいた友人数人にお願いし、講義が重なる日は車で一緒に送ってもらうなど、極力電車に乗らないようにするなど助けてもらっていました。それでも電車に乗らなければならない日は乗る予定の電車より2時間早めの電車から乗り始めるなどしました。頓服も服用するものの不安と恐怖で結局降りる駅に着くのは講義に間に合う時間か1時間遅れでひどい疲労感に襲われました。