両親がネグレクトなんじゃなくて、私が私に無関心だったのかもしれない。 | 蒼空に花束を

今日のキロクは、個人的なお話です。

 

私には両親がいます、そして私は一人っ子です。

 

両親は、私が物心ついた時から別々に暮らしており、私には家族3人で暮らした記憶がありません。

 

両親は仕事でとても忙しく、私は親戚、そして血縁関係のない方々にもお世話になりながら、大学生になるまでの時期を過ごしました。

 

幼稚園の頃、私のこの変わった家庭事情に「変なのー」と言われて以来、「変なんだ」「普通じゃないんだ」そう思って、ずっと「普通の家庭」が良かった。と思ったりしていました。

 

正直、形だけでもいいから家族3人で住むということをしてみたかった、そうずっと思っていましたし、実際に何度も両親にお願いをしました。

 

しかしどうしても仕事が忙しいようで、一緒に暮らすことはできず、なかなか会うこともできなかったため、正直ネグレクトなのかなと思ったりしました。

 

とてもつらかったです。

殴られたり蹴られたりしているわけではないので、傷も見えないですし、会って家族写真を撮ると「キレイ」なため、周りからは「いい家族」風に見えます。

 

そのため、同情をしてもらったり、助けてもらったりすることが難しいです。

 

暴言を浴びせられているわけでもないので、言い返すこともできません。

 

そんな幼少期を過ごしてきた私ですが、最近、両親がネグレクトなんじゃなくて私が私に無関心だったのかもしれない、と思いました。

 

私の1番の特技と言えば、「空気を読むこと」です。

 

とにかく空気を読むこと、察することは得意で。

 

自分の気持ちよりも相手の気持ちを優先し

自分の心配よりも人の心配をし、

 

目の前の人が自分に何を求めているのかを考え、その役を演じることを生業としていました。

 

本当に一生懸命にそれをしていました。

 

ピエロですね。

 

でもだからこそ前のキロクに載せたこの絵のような、「大丈夫?」と聞かれても「大丈夫」と答えるような、自分を悲しませるようなことも沢山してしまっていたと思います。

 

 

毎日一生懸命に他の人の望み通りの自分を演じていて、この22年間、「私は何が好きなのか」「私は本当は何がしたいのか」その声に耳を傾けずに、まさにネグレクトしてしまっていたなと思います

 

中高一貫校だって、大学だって、就職先だって、本当に「ワタシ」が行きたかったのかと考えると、その答えは分かりません。

 

入院中、おもしろかった出来事があり、それは私の血縁関係者が病院に衣類等を届けてくださった時なのですが、その時私は面会を拒否しました。

 

そして思わずこう呟きました。

 

私が病気になった時しか心配しないんだから

 

まさに「ワタシ」が「ワタシの身体や精神」を病気になった時しか心配していなくて、思わず呆れ笑いをしてしまいました(というか、病気になった時もワタシのことをガン無視していたと思います)

 

私は小学生の時に食べたものを吐いてしまうことが多く、しかし出されたものは全部頑張って食べなければと思って一生懸命に完食に努めていました。

 

今思えば、お腹が可哀想だったと思います。

 

また、周りからどう見られているかを常に気にしていて、私は身長を高く見せたかったため高いヒールもよく履いていました。

 

今思えば、足の筋肉が可哀想だったと思います。

 

正しい立ち方・歩き方も学習していませんでした。

 

生まれた時から自分のものとしてある身体ですが、内臓の仕組みや筋肉の仕組み、骨の一つ一つなど私は全く知りませんでした。

 

正直興味がなかった、です、まさに無関心でした。

 

 

身体は非常に興味深いです。

 

これからは身体を大切に、そして自分を大切にし、follow my blissで生きていきたいと思っています。

 

そしてそれができるようになった暁には、様々な人との縁の中で、その場を広げていけるような活動をしたいです。

 

これを読んでくださっている貴方とも再び縁があり、貴方の未来を輝かせるきっかけとなれることを祈っています。