5.1

昼ごはん中に口がガクガク震えだす。


それでも2回のリハビリをこなす。

体重は59.9キロ。

ステロイドのせいで過食だったこともあり、過去最高体重になっていた。

夕方になり、フラフラする言ったと思ったら

右足全体に痺れ、10分続いて

そのあと眠気が襲ってきたようだ。


5.2

血液検査。


落ち着けば来週からてんかんの薬を減らして様子を見るとのこと。


退院はいつになるんだろうか?


耳もおかしいという....

詰まった感じで聞こえにくいと、

なにが起こってるんだろうか?


主治医からはゴールデンウィーク明け1週間は点滴もやめて様子を見る、

退院は最短でも5/17と告げられた。


その後も右手に力が入らない、と言って

念のためMRIを撮るが何も変わっていない。

抗てんかん薬てま様子見。

脳室が少し大きくなっている気もする....が

はっきりわからない。


それでも息子は手のリハビリ、と

塗り絵をしたり、

頑張っていた。


5.3

今日は安定している。

朝から副主任が、

ずっとこんなに頑張ってるのに、ゴールデンウィークも病院で楽しいことなにもないよね。

と、食べたい物、Uberしてあげる、と言ってくれた。

食べ物の制限はない、

けれど、病院に出前とかさすがに...と思ったが、

大丈夫!

こっそり受け取ってくるから。と。

1月からずっと病院食と母から届くお菓子や、飲み物、

売店から届けてもらう限られた商品。


好きなもの食べたら元気になるかも、とお言葉に甘えた。


息子は悩んで、ラーメン!と。

病院にラーメンの出前....

なかなかな難易度。


それでも快く受けてくれて、

私の分まで注文させて頂いた。


まさか病室で、あったかいラーメンが食べれるとは!

しかも、お金も受け取ってくれず、

プレゼント!と副主任にご馳走してもらってしまった。


絶対ダメであろう出前....

その日の担当の看護師さんも協力してくれて、

息子と2人ゆっくりゆっくり食べた。

家系ラーメンを初めて食べたからか、

病院食に慣れすぎていたからか、

あまりの濃さに2人ともなかなか食べ進められず、

息子は途中で諦めた。


私はせっかくのご厚意、となんとか全て食べ切った。

胸焼け寸前だったけれど、

ただただ、ありがたかった。


朝からも頑張ろうね!

明日調子悪くならないでよー、私のせいになっちゃうw

と冗談で言った副主任、


その言葉が本当に現実となってしまう。


5.4

朝早くから頭痛、

心拍は90-100

1時間我慢して、やっぱり頭痛は治らず点滴で痛み止め。

それでもよくならない。

4/27に受けた血液検査で白血球が下がっていた、と今日になって告げられる....

何を意味する?


トイレが近くなり、

首も痛いという。


また血液検査とCT

当直の先生からは

水が溜まってきている、と言われた。

また、水頭症?

シャントしかないのか。


頭痛は治らず、

点滴や坐薬で痛み止めを入れるが効かない。

熱は37.5℃


夕方になって、休みのはずの主治医が来てくれた。

CT見る限りおとといと変わらないので様子見。

シャントと開窓術のリスクを聞く。

私が懸念している腹膜播種に関しては、


シャントで髄液からおなかに転移するようなら、先に脳内が単位でひどいことになっている、

おなかに転移した頃にはどうにもならない

(この時は、納得してしまった。)

脳へのリスクを考えるとシャントがいい。


と再度言われた。

素人の私は妙に納得して、旦那にも伝え、

2人して、しなくていいのを祈るしかないけど、

もう受け入れるしかないか、となる。


息子は寝ていると、心拍80-90

起き上がると頭痛が増し、心拍は100-120になる。


抗てんかん薬の点滴を減らし、脳圧を下げる点滴へ変更。


画像上、脳室の詰まりは見当たらない(少なくとも画像ではみえない)

作る量と流れる量のバランスが悪いのか、脳室自体の容量?が減っているのか、

吸収できていないというより流れの問題、と言われる。


夜になって吐き気も出てきて、頭痛も治らず、震えもある。、痛み止めの点滴も効かない。


どんどん薬だけが増えていく。


22:20

心拍はMAX139まであがり、

急に吐いた。


吐いたのはこれが始めてだ。

水頭症しか考えられない。

もうシャントを受け入れるしかないのだろうか?


主治医から連絡を取ってもらい

脳圧を下げる点滴が更に追加された。


首の痛み、

耳の違和感、

頭痛、

発熱、

嘔吐。



髄膜炎じゃないんだろうか?

詰まりがなくてこんな状態になるなら吸収障害じゃないのか?


食欲もなく、朝おにぎりを1つ食べたきり。



もう、不安しかない。