一言の願い

 

 

今年

がんステージⅣの四年目となった私は、

六月十一日、六十歳になり、

九月十七日、私の母は、九十歳となりました。

 

二年前の夏、

姉の三回忌で帰省した際に会った母は、

数年前からの認知症に加えて、もう目が見えなくなっていました。

 

それでも

母の手を取って、私が名乗ると、

私の手を強く握り返して、私の名前を呼びました。

 

がんになってから、

実はそれほど、自分への願い事はありませんでしたが、

母九十歳の誕生日にあたって、

 

もう私のことで母を哀しませたくない

 

それが今の私の願いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以前

ご紹介した記事

「はがきの名文コンクール 一言の願い」に挑戦しよう(^∀^●)ノシ | あんべさん♪ (ameblo.jp)

 

はがきの名文コンクール

一言の願い

 

 

 

今週月曜の

九月十三日の締め切り日に

実際に応募することも考えていましたが

 

ネットでの応募ではなく

やはり実際に

はがきに手書きする必要から

 

つい億劫になって

応募はしませんでした

 

 

というより

願い事がなかった

それが応募しなかった理由で

 

ウソを書き綴っては

神様に失礼だと思って

書けませんでした

 

 

 

 

 

 

 

ところが

 

昨日

母90歳の誕生日 | あんべさん♪ (ameblo.jp)

母九十歳の誕生日となって

 

「ごめんなさい」

と親不孝を謝っているうちに

 

既に

姉貴へ | あんべさん♪ (ameblo.jp)

姉を亡くしている母に

 

更に

ボクまでという

ブログ再開をお知らせします | あんべさん♪ (ameblo.jp)

47回目オプジーボまで祈ったとおりに安堵の結果\(^o^)/ | あんべさん♪ (ameblo.jp)

哀しい思いをさせたくないという気持ちが

こみ上げてきました

 

 

そして

それが今のボクの

切なる願い事となりました

 

 

 

 

 

 

 

というわけで

句読点を除く二百字以内

というルールでしたが

 

一気にキーボードを打って

書き上げたところ

 

偶然にも

二百字まであと五字もない

文の長さとなりました

 

 

 

 

 

 

 

以上です