こんにちは、soraです。

先日、近所の本屋で、NHK大河ドラマの主人公紫式部が書いた「紫式部日記」が目に留まり、読んでみたいと思い買ってみました。

 

内容は、紫式部が藤原道長の娘、彰子(しょうし)の皇室入りに際し、彼女に女官として仕えた際の喜びや苦労、心の内を日記にしたためたもののようです。

・・・のようです、と書いたのはまだ、まだ読み終わっていないためです🙇

 

大河ドラマでは、道長と式部が恋仲で大恋愛の形で描かれていますが、僕がそのことをアカシックレコードで取ってみると、ドラマで描かれているような形の恋愛関係ではなかったように感じました(あくまでも個人的なリーディングなので真相は不明です)。

その辺もこの日記を通してわかればまた、大河の見方も違ってくるのかなぁと思います。

 

この日記の出だしは、帝の中宮(皇后)彰子が出産のため実家(道長邸)に帰り、その準備の入る所から始まります。

平安時代のこの頃、出産は命懸けであったようで、道長は24時間体制でお坊さんや陰陽師にお経や祈祷を行わせ、娘の安産を願っていました。

もちろん、そこには、男児が生まれれば将来の天皇の祖父となることの自分自身の願いも込められていたのでしょう。もしかしたらそちらの願いの方が強かったかもしれませんね。

 

そして、秋の気配が始まる頃9月中ば、いよいよ出産が始まろうとしている様を、その季節の深まりに合わせて庭の池の淵の木々や種々の色づき、風の音と庭のせせらぎの音とがハーモニーを奏でているという表現で書いています。

藤原家のおめでたいことが自然の様を通して描かれている。あぁこれが日本人の感覚なんだなと感じさせてくれます。

 

平安時代の宮中の生活と当時の日本人の感覚がわかるようでこの先読み進めるのが楽しみです。