こんにちはsoraです。
変な話ですが、私は小さい頃から”特攻隊”に憧れと羨望を持ち、そして”特攻隊になりたい!”と本気で思っていました。戦争とか特攻とか無縁のこの平和な時代にです。
そして、本や映画、ドラマ、必ず戦争や特攻に関するものは全て見尽くす、どころか何度も何度も録画して見返す。ということをもう10年ほど前までやってました。
それがなぜか?どこからくるのか?とても知りたくてあるとき、あるアカシックリーダーに私の過去世をリーディングしてもらいました。
その答えは、やはり、”特攻隊”。それも少年飛行兵で若くして南方でなくなっているということ。そして、鹿児島の知覧あたりから飛び立っていって、写真が特攻の記念館に残っているということ。ということまでがリーディングで明らかになりました。
あ、やっぱりな。という思いが。
だから、小さい頃からあんなに特攻や戦争に夢中になっていたんだと合点がいきました。
そして、ある時瞑想中にあるビジョンが浮かびました。そのことでさらに自分の過去世を確信しました。
それは、私が乗っている零戦の後ろから敵機の銃弾が矢のように降ってきて、弾に撃たれてコックピットの中に鮮血が迸る映像でした。
意識は遠のき、飛行機は急降下して海に真っ逆さまに落ちていく。
この過去世は、今世の生き方に色濃く反映されている。というか、過去世の葛藤が昇華できていないということを知りました。
特攻作戦というのは、日本がアメリカとの戦争(太平洋戦争)に劣勢になった頃、敗戦を避けるため?天皇陛下を守るため?に行った無謀な作戦でした。
いろんな手段、飛行機や潜水艦などを使って敵艦に体当たりして自爆する。
人間を生命として扱うのではなく、一つの物、機械として扱う。壊れたり、無くなれば交換すればいいというところです。そして、概ね、有無を言わさず無理やり特攻に行かされたというのが現実のようです。
兵士を急いで戦地に投入するために短速急に過酷な軍人教育、突撃訓練などがやられるにも関わらず上司には反抗できず、従うことが美徳であると思いこみ、自分の意思を示せば暴力を振るわれ抹殺される。
それでも、そこを志願する人もいたようで、私の過去世もその志願兵の一人だったようです。
要は自分を無くして国や他者の役に立つことがいいことだと洗脳されていたわけです。
そしてその過去世が自分の今世に強く影響を与えていたことを知りました。
私は仕事をしている時に上司の命令に言いなりになり、自分の意思を示さない。
そして、自分の頭を働かせることをしない。自分で考えることをしない。全て言いなり。そんな姿勢でした。これは全て過去世から引き継いだ洗脳でした。
軍隊では上司の命令は神の如くであり、逆らうことはしてはいけない。
おそらく上司は天皇の命令を代弁しているという教育洗脳があったんじゃないかと推論します。
そして、仕事がほとほと嫌になり、数年前早期退職しました。
本当は潜在意識の中に集合意識の洗脳から抜け出したいという意思が働いていたのかもしれません。
そして、先日NHKの朝ドラをたまたま見てたら(もう久しぶりに見ました)、主演のライバルの歌手が鹿児島の特攻基地を慰問するというシーンが流れ、特攻兵たちはその歌を聴いて、一人一人立ち上がり「もうこの世に未練はない!」とか、「特攻に行くことに覚悟ができた!」とかそのようなことを口々に叫んで、歌っていた歌手はたまらずに舞台の袖に入って泣き崩れるというシーンです。
見ていたら、彼らの言葉がとても他人事でないようで過去世に共感を覚えて涙が出てきましたが、冷静に考えると、あっこれ洗脳だなと思いました。
自分の本心を押し殺して、日本を守り家族を守る、天皇陛下に忠誠を尽くすという目くらませにあい、自分というものを放棄させる洗脳そのものだと。
そして先日のドラマの中の鹿児島の特攻基地というのは知覧という設定ではないかと思い、これは、今一度、過去世から受け継ぐ洗脳から抜け出すことを再認識させるシンクロなんだなと感じました。