先日92歳で亡くなられたフジコ・ヘミングさんのラ・カンパネラを聴いていたら、
次の言葉が印象的でした。
5:18〜
「人に怒らせる事は、絶対に言わない事」
彼女の壮絶な人生に加えて、この心情も
多くの人の魂を揺さぶる演奏に繋がったのだなと思いました。
私も人を怒らせる言葉、傷つける言葉は言いたくない。
でもこれまでも、なぜか相手を怒らせてしまうこと多々あった。
また、そのつもりはなくても相手を傷つけることを言ってしまったこともあったと思う。
本当にこれからも、
どんなに気をつけても完璧にはできない。
そんな自分に対して神様の憐れみと相手に対しての執り成しを祈るほかないと思った。見た時の事も印象的だった。
「楽譜通りに弾いて
そろばんのようにパチパチ音を出してるだけじゃダメなのよ。
楽譜の奥にある霊感を感じて弾かなきゃ。」