ミイナ 乳び胸 心臓裏の腫瘍も併発 | そらとうみの足跡

そらとうみの足跡

家の壁の中から出られなくなって鳴いていた子猫を
壁に穴をあけて救出して、保護された兄妹猫の
そら(男の子 グレー白) と うみ(女の子 三毛)

そらは虹の橋を渡りましたが ネコ白血病ウィルスもちの にゃんこ達と過ごす毎日

白血病キャリアの子が リンパ腫を発症すると 本当に次々と

いろんな病気を併発するものなのだと、あらためて 

白血病キャリアの怖さを実感しました。

 

2日前に胸水を抜いたばかりで 昨日は なんだかいい感じになっていたのに

急変するので びっくりします。

昨日は夜までに さらに追加でお刺身やら ちゅーるやら 結構食べてくれて

嬉しかったのですが。

 

今日のお昼近くには また息が荒くなったな、と感じて 

お腹がぺっこんぺっこんと激しく動き出して。

 

体重が2日前 3.4kgだったのに たいして食べていない割に 

2日で200g増えて3.6kgに。(胸水 増えたってこと??えーん

 

開口呼吸になる前に もう一度 胸水を抜くしかないかなと

午後の診察の予約を入れて15:30に病院へ。

 

病院の診察室に入るころには ちょっとした開口呼吸になってしまい 

まずは酸素室へ(T。T)

 

胸水を抜いてもらうと 先生が とっても渋い顔。

 

「良くないこと 言わなくちゃいけない・・・

 胸水の色が変わったし、あまり抜けなくて なんとか100mlは抜いたけど

 これ、胸水が増えたというより 心臓裏に腫瘍が出来て それが巨大化しているから

 圧迫されているね・・・

 それに胸水の色から見て 乳び胸っていう病気も併発している。

 これになると 胸水が あまりぬけなくなっちゃうんだよねぇ」

 

”乳び胸”(にゅうびきょう)  

あまり聞いたことが無い病名。

 

脂肪分がリンパ液の中に漏れだして さらにそれが胸水となってたまる。

説明がややこしい病気なので詳細は省きますが、

困るのは 胸水の中に脂肪分が混ざるため

注射で抜き取ろうと思っても、脂肪の固まりが注射の入り口をふさいでしまい、

胸水が抜けなくなります。

つまり 溜まった胸水が抜けなくなる → 息が出来なくなる

 

前回 赤い色だった胸水が 肌色というか・・・

乳白色の脂肪分が混ざるので 前回と色が変わっています。

 

先生は ここまで来るとやれることがないから 苦しくなったら

胸水を抜く(あまり抜けなくても 少量でも抜くしかない)

 

酸素室を使う・・・くらいかなと。

 

このところ 週に何度も病院に行って処置してもらっているので

あっという間に 治療費は10万超え(-。-;)

おそろしーーー

 

そして酸素室を至急 レンタルしないと ミイナが苦しくなっちゃう。

 

これまた痛手の出費だけど、もう 出来ることはなんでもやろう!

 

・・・と 悲壮感たっぷりの内容になって

余命は短い、末期も末期のリンパ腫、腫瘍の巨大化、乳び胸の併発、

胸水抜けなくなってきた という もう瀕死の状態で さぞかし弱って

ぐったりしているだろうと思いきや・・・

 

実は ミイナは こんなにあれこれ抱えているのに

タワーで爪とぎ、歩き回って、廊下でごろんとお腹を出したり 走ったり。

今日も ちゅーる5本、お刺身3切れ、ぽんちゅーる20gは食べました。

 

ゴロゴロ喉を鳴らして甘えて、くねくねと転がって

息は荒いのに、あちこち動き回ってます。

 

先生も

「病状に対して 行動と見た目がついていかない・・・

 どうして こんなに平気でいられるのか わけがわからないけど、

 苦しそうじゃなくて楽しそうなのは良いね」

と言っていました。

 

ヒーリングした後は 特に気持ちよさそうに お腹を上にして ひっくり返ります。

でも ヒーリングの効果が長続きしなくなっていることも感じます。

 

ミイナが少しでも楽しく幸せに過ごせるように。

 

苦しさ、つらさが 少しでもヒーリングでとれますように。

 

そして 奇跡が起こって 治ってくれたら 嬉しいんだけどな・・・

と こんな状況でも まだ「治れ~」と思っています。