今日は着物リフォームに行ってきました!
大好評を博した、前作の着物ドレスが
仕上がり(上の写真)、4作目にとりかかりました。
今度は母が作ったしつけも解いていない
着物で、母のための作務衣を作ります。
上衣はそのまま生かせるので簡単
ゴワゴワとした生地だから木綿だと
思っていたら、絹なんだって!
『絹も色んな種類があるからね』
と先生に教えてもらい、自分は何も知らないなぁと。
母は着物をくれるとき
『私はそんなにいいものを持っていないから』
と何度も言っていたけれど、
高級品より、それくらいカジュアルな
ものの方が、気楽に仕立て直しやすいし、
日常的に着やすいんだけどね。
戦前、戦中、戦後と物のない時代を経験し
ずいぶん我慢してきた母が
『いいもの』
が得られなかったことにこだわる気持ち。
物に不自由しない時代に生まれた私には
隔たりを感じます。
我慢して胸を痛めていたんでしょうね。
自分のために縫った着物を、
形を変えて着たら、少しはなぐさめになるでしょうか。
今日は上衣を仕上げました。
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